千の風になって。。。
新年。。。
あけまして。。。 おめでとうございます 酔っ払いながらも、久しぶりに紅白を見てました。。。 裸・ボディスーツ騒動?も気になったが、今井美樹ですっかり忘れてしまい、 「千の風になって」は、作者不明が気になり、ネット検索することにした。 紅白での歌詞と曲についてを記載しているところ http://www.twin.ne.jp/~m_nacht/ http://www.twin.ne.jp/~m_nacht/1000wind/1000wind.html 原作者情報を含め、英語の原詩についてを論じているところ http://www.mahoroba.ne.jp/~gonbe007/ http://www.mahoroba.ne.jp/~gonbe007/prof/1000winds.html http://www.mahoroba.ne.jp/~gonbe007/hog/shouka/sennokazeninatte.html 作者についてはどうやら諸説あるようだが、オーママミア Quinn氏によるとメアリー・フライさんとのことである。(注1) Do not stand at my grave and weep ※07/01/01 00:27 追加 ちなみに上記を無謀にも訳してみました。通常、日本語訳では「千の風になって」となっている部分ですが、原詩を読むと、「吹き続ける無数の風の中に」といった方が適切なように思えて、敢えてそうしています。それにしても原詩では見事な韻の踏みようです(あたりまえか^^;) 上記原詩関連を読むと、著者自身、いきさつの関係上、営利目的には使用したくないという強い意志があったようだが、日本語訳詩段階★にて寄付目的を主としてはいるものの、営利的な面を避けて通れなかったのか、映画を始め、2次的に様々に利用されているようである。 ★いや、日本以外でも詩を書き換えてcopy rightにしているようである。 いずれにしても、原詩・訳詩ともに生死という境界を挟んだ情のありようを見据えている。 魂・死という概念を墓碑というモニュメントにて定位するのではなく、情の貫く方向を見据え、その切断面(知的切断面)にて、万物に宿り移ろい行くものとして捉えている。 「水は答えを知っている」にて定位しているようなレベルではない。 はっきりいってしまえば、元来、アニミズムや東洋的な思想が有していた多神教的概念に極めて近いのではないだろうか? ※注1: 07/01/01 02:05 原作者不詳ということでアメリカ先住民説もあるそうだが、アニミズム的な感性から、その可能性が取られた理由が分かるような気がする。 ※07/01/02 04:05 wikipediaにも記載を見つける。 http://ja.wikipedia.org/wiki/Do_not_stand_at_my_grave_and_weep ※07/01/02 05:25 さらに下記サイトを見つけました。。。
by kisugi_jinen
| 2007-01-01 00:00
| つれづれ。。。
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Trackback(3)
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Comments(5)
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from 来生自然の。。。
at 2007-01-03 01:15
タイトル : 千の風になって。。。2。。。
千の風になって。。。にて、原作者関連を検索した結果、原作者はMary Fryeさんだということを知った。 この記事を否定するものは、少なくともネット上、見つかってはいない。 「原作者不詳のまま」というのが気にはなるが、今は亡きMary Fryeさん自身は、様々に改変されながらも、連綿と受け継がれていく詩に自身の情が繋がっていくことを知っておられたということであり、たとえ作者不詳とされていたとしても、現作者自身の魂は、今もなお、歌い継がれていく詩の中に生き続けているということになるだろう。。。 ... more
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from 来生自然の。。。
at 2007-05-30 18:35
タイトル : 千の風になって。。。モニュメントの真意。。。切断された情..
Do not stand at my grave and weep... 私のお墓の前で嘆き悲しまないでね。。。 日本では「千の風になって」で、有名な詩。。。 そうして、巷で見かけるものに、「お墓にいないのなら、墓参りは必要ない」とか、いったレベルの反応をする人がいると聞く。。。 明らかなことは、生者の立場で、死者の立場を思い量ることによって、作られた詩であるということ。 死者が語りかけているかの如く記述しているがゆえ、そうして、作者不明という状態を恣意的に作り出している...... more
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from 来生自然の。。。
at 2010-11-02 07:18
タイトル : 千の風になって。。。モニュメントとその後。。。
あれから、千の風になって・モニュメント考など書いていたが、北海道にモニュメントができ、新潟にもモニュメントができるとの話もあり、「原作者不詳」として広まった背景と、詩の内容を鑑みるに付け、何にしても「歌詞の思いに反する利権(所有権)」に絡んでお金が動くという状態は、「歌詞の思いに反する墓碑・モニュメント」にお金をつぎ込むのと、どう違うのだろう?と、考えてしまう。。。 海外でもcopy rightにまつわる記事※1が見受けられるとのことであるが、日本の「商標登録」関係の裏事情に関する記事を見つけて...... more
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kisugi_jinen at 2007-01-01 00:41
そうそう。。。
「新年あけましておめでとうございます」 というのが間違っているという認識が強いようだが 問題な日本語』(北原保雄編/大修館書店)にて 『 「朝が明ける」「新年が明ける」は誤り、ほんと? 夜が明けて朝になり、旧年が明けて新年になるのだから、「朝明け」「新年明けましておめでとう」などの言い方はおかしいのではないかという疑問である。しかし、これは正しい表現で、「夜 [旧年] が明ける」は現象の変化に、「朝 [新年] が明ける」は変化の結果に注目していうもの。「湯 [風呂] がわく」「家が建つ」「穴があく」なども同じいい方。 』 という記述があるようだ。 http://allabout.co.jp/contents/sp_newyearscard_manner_c/seasonalevent/CU20061121A/index3
0
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kisugi_jinen at 2007-01-01 00:47
。。。で
私的には 「新年。あけましておめでとうございます」 と、 新年とそれ以降の文とは、句点にて切れていると思い続けていた。 したがって、今回の投稿では、あえて 「新年。。。 あけまして。。。 おめでとうございます」 と。。。を入れて改行してみた。
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ねこしま
at 2007-01-02 17:36
x
あけましておめでとうございます!(流れ無視で!(笑))
「吹き続ける無数の風の中に」は、生者にとって、とても良い詩ですね。心を打たれました。 それとは別で、死者にとって、死者の存在が何処にあるかは別問題ですよね。でも、それでも、それで良いのだと思います。 生きている者にしか詩は書けず、歌は歌えないのだから。 今年もよろしくおねがいいたします☆
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maron415 at 2007-01-03 00:52
はじめまして、ごんべさんの掲示板よりこちらのブログを読ませていただきました。wikipediaにものっているんですね。ちょっとびっくりしました。私には訳す才能はないのですが、いろんな方が訳されていますね。
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kisugi_jinen at 2007-01-03 01:26
猫島様
あけましておめでとうございます。 原作者は亡くなられています。 死者としての原作者の存在(の一部)は、連綿と受け継がれていく詩の中にあるのでしょう。。。 おっしゃるように「死者の視点からではない」ということは、非常に重要なことだと思います。 maron415様 コメントありがとうございます。 ごんべさんのサイトのおかげで、Mary Fryeさんのことを短時間の内に詳しく知ることができました。 実のところ、詩の訳には自信がありません(笑) ↑ツッコミどころですので、変なところがあれば、ご指摘願います。 でも、個人的に訳してみたくなる詩だということです。
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