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無常な結末にならないための、伝言ゲームに対する案。。。
民営化のツケと伝言ゲームと。。。で述べたが、末端での確認作業と状報(情報ではない)の伝達度とを確認するシステムが必要であろう。

早い話、ネットがこれだけ普及しているのだから、通達文書はネットでオープンにし、関連する下位レベルの各部署が、「通達した、下位部署の名称、年月日」を記入して、末端へと伝言ゲームを行なっていくシステムにし、さらに、実質担当者レベルでは「通達を受けた・確認日、実施した・実施日、実施しようとしたが不可能だった・その理由、通達を受けていない・確認日」などを記入して行くシステムを構築すれば、いいように思われる。

と、勝手なことをブツブツ言っています。。。

P.S.
文科省も「通知の在り方を検討する」といっているのだが、末端・実質の担当者との双方向的なやり取りが不可能であれば、何時までたっても「無意味な通知」はなくならないように思われる。。。

P.S.のP.S.。。。
更に付け加えれば、下位からの意見が階層的に扱われて、どのレベルの意見をも、関係者が閲覧可能にすれば、状報のやり取りがスムーズに運ぶかもしれない。ここで重要なのは、物理的な階層が存在するならば、「その階層という境界を明確に設定しておく」ということである。
階層間の境界を取っ払うのではない。境界を境界として設定しながら、閲覧可能にするというものである。

直接的に最上位に対する意見を記入することに対して等に制限を設けるということではない。
法律的・直接的な関係・関連を持ち合う上下関係の部局間、ないし雇用者間の間でのみ、記載事項に責任が伴うということにしておくのだけれども、それぞれの実施状況と問題点の把握に関して、有効にフィードバックが働く機構ができれば、それに越したことは無いと思うだけである。

これらシステムには、おそらく、匿名性と非匿名性とが両立するようなシステムが必要であろう。直接的な上下関係の部署間では、非匿名性が重要であろうし、それ以外の間接的に上下関係にある部署間では、匿名性が望ましいように思われる。

おなじ意見書の類が、直接の上司系には非匿名で閲覧され、間接的な上司系には匿名性で閲覧されるといったところである。

現場に近いところと、遠いところでの問題認識のズレが、上記システムでは解決されうるように思われるが、いかがであろうか?

p.s.のp.s.のp.s.。。。

上記は、「トップダウンとボトムアップ。。。」とも、深く関連しています。。。

p.s.のp.s.のp.s.のp.s.。。。

たとえば、今回のプール問題の場合、通達に対して、実質作業責任者が「重さ125キロの底に沈んでいる蓋ですが、持ち上げることが不可能な蓋に対しても、ボルトで固定する必要があるのでしょうか?」といった疑問を抱いたとして、従来であればトップレベルにフィードバックされる手立てがほとんど無い(逆の伝言ゲームになるか、「運用で」といったトップレベル側の逃げ文句にて消滅することが多い)が、上記システムであれば、実質作業者が「通達・確認、実施に疑問・理由:。。。、ボルト不要と判断した」といった文章を書き込むことで、直接の上司が同意するか同意しないか、間接的な上司(今回の場合、文科省)が同意するかしないかを含めて、意見がスムーズに流れるように思われる。。。のだが。。。どうだろ。。。?

間接的な関係間に法律的な縛りを設けないという記述したが、設けなければ、上記疑問・意見に対して上位レベルの部署・機関が「周知徹底」を行なううえでの、問題点の排除ないし対策、見直し等に反映されうるかどうかは疑問ではある。。。のだが。。。うーんんん。。。法規関係は素人なので、良く分からないけれど、「現場」と「中央」との状報交換がスムーズになってもらいたいものである。。。ただ、それだけなのだが。。。
by kisugi_jinen | 2006-08-10 01:09 | ひとりごと。。。 | Trackback | Comments(0)
<< 数学は認識主体から独立して存在... 民営化のツケと伝言ゲームと。。。 >>



「ともし火に我もむかはず燈(ともしび)もわれにむかはず己がまにまに」(光厳院) --- 厳然とした境界を越え得ぬとき、その上でなお、越えうるものがあるとすれば、それは「情」である。

by kisugi_jinen
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