未だに麻原をグルとせざるを得ないアレフの方たちへ。。。
ここ数日、地下鉄サリン事件等の特集がニュース番組にて報じられている。
未だに麻原をグルとせざるを得ないアレフの方たちは どのような思いでニュース番組を見ていることだろう。。。 昨日、ニュースウオッチ9にて信者獲得関連の実体が放送されていた。 アレフだとは知らずに単に「ヨガの教室」とだまされて通い、信頼が確立したころに「実はグルとして麻原を信仰している」と告げられて入信を迫られ、自身の悩みを相談しうる人々のいるところだからと迷ったあげくに入信してしまった元女性信者の話。 自分が安心したいというか その後に引き続き、江川紹子氏がインタビューに答えていた言葉。 人間関係 うまくいかなくて 非常に孤独になったり どちらも本質をついていると思う。 求めたいという思い・想いが先にあって たまたま概念として実体を有する宗教というものが当てはまってしまう 概念・モニュメントの向こう側を求めている心は その概念・モニュメントに着地してしまうわけである 着地せずに飛翔し続けていくことは 心にとっては 単に不安以外の何ものでもないのだろうか? 確かに 心に休息は必要だが 生きている限り 心は静止することはない 心の躍動こそが 人にとっての生命そのものといっても過言ではないだろう アレフという概念・モニュメントに一時の休息を見つけた人々へ 本当は、その概念・モニュメント・グル・麻原の教えを求めていたわけではなかったはずである ※2015.04.04 01:18 追記。。。 自らの 心とともに 歩み続ける。。。 現実から逃れ 理想を追い求めようとする思い・想いが 社会から隔絶された理想郷に 留まり続けようとする心は 慢心以外の何ものでもない。 そもそも現実から隔絶された場所など、どこにも存在しえない。 たとえそれが「死後の世界」だったとしても「教団内部」だとしても、外部と影響し合い、外部と往来しうるのであれば隔絶されてはいない。 教団や友人を守るために、外部の世界だと思い込んでいる社会を非難したり、攻撃したりする行為に、崇高さを見出している限り、貴方方は救われることはない。 傷ついた心を癒す場所が 傷ついた心を増やす場所に変わってしまうことに 貴方方が気が付かないわけがない 救われたい 救いたいという思い・想いが強くあるのなら 世界中の人々が そのように生き続けて行こうとしていることに 気づいたときこそ 貴方方は救われるのかもしれない。。。 ========== ※1 フランス市民の一人で、他者の心臓にて生き続けているジャン・リュック・ナンシーという方が、そういった共同体概念について、多くの書物を書き綴っている。 ※2 日本国憲法の理想とするところだが、中村 元という方が訳された岩波文庫の「スッタニパータ」の「八つの詩句の章」の「最上に関する八つの詩句」での思索方法にも合致している。 ※3 宮崎 駿「風の谷のナウシカ」(原作・コミック版)のラストにて、作者(宮崎氏)が落としどころとして選択せざるを得なかった社会そのものなのかもしれない。。。
by kisugi_jinen
| 2015-03-19 05:44
| つれづれ。。。
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