編集途中・将来という概念と、固体の死という概念の差異。。。
この文章は2014.05.25に書き留めていたメモから、記載を始めています。
ブログを更新する時間もあまり無いので、メモを積み残し、時間のある時に編集しなおして完成させていくスタイルとします。 完成後の最終的なタイトルは ・将来という概念と、固体の死という概念の差異 になる予定です。 ~~~ この間、料理番組で有名だった故・小林カツ代氏の回顧録にて、少し気になるエピソードが放送されていた。 少年院にておにぎりの作り方を教えることになったときのエピソードについて、小林氏自らが語る場面である。 皆がそれぞれの個性を反映したかのような、それでいて、塩梅良い手塩と手の温もりが程よく握りこめられたおにぎりができ、皆が「おいしい」といって喜んだという。そのとき、「あなたたち、お母さんに、美味しいおにぎりを作ってもらえなかったの?」とかいった言葉をかけることなど、決してできないと思い、下記のような言葉を語ったという。 「もし、チャンスがあるなら、貴方たちにも子供ができることがあるかもしれない。その時、周囲に助けられ、自分も努力すれば、我が子には美味しい料理を作れる女性になれるのよ」 この言葉がどれだけの影響を彼女たちに与えたのかは知る由もないが、なにがしかの問題や事象が発生した時、自身のことよりも、将来、とりわけ自分たちの子供ないしその世代という概念を踏まえて捉えることが大切だということを物語っている。。。 (記載途中、2014.07.16) (追記・ 2014.7.23 01:30) 私の命は、思っているほど長くないかもしれない。。。 そういった感覚に襲われたとき、すべきことの優先順位が大きく変わってしまう。。。 そのために、迷惑をかけた方々もおられる。。。 でも、よくよく考えたら、「すべきことの優先順位」なんて、いつ死ぬかということとは無関係に決定すべきこと。。。 いつもの生活をしていた人々は、いつもの生活をし続けるのがいいだろうし、 他人のために頑張ろうと思っている人々は、いつもの如く、他人のために頑張ろうと思い続けるのがいいだろうし、 自分のためにすべてを動かそうと思っている人々は、死ぬ直前までそうし続けるのがいいだろうし。。。 いつ死ぬかなんて、全く分からない内なら、そういった生活そのものを変えてしまうのもいい。。。 ただ、「いつ死ぬか」なんてことを、本気で心配する段になって、怖気づいて変えるなんて、バカそのもの。。。 怖気づかないための、唯一の方法は、常に「いつ死んでもOK」という状況を意識し続けるべきなのかもしれない。。。 自分自身では、そのつもりでいたのだけれど、いざ、そういったことが本当に気にかかるようになった途端、生活の流れを変えようとするなんて、やっぱり、知的優位性に縛られ続けている単純な輩の一人にしか過ぎないことを、改めて認識した。。。 弱き人間が、死に際して態度を急変しないためには、やはり、個の命にのみ、目を向けるのではなく、また、全体にのみ目を向けるのでもなく、全体の流れと各個の命の両方に目を向け続けるべきなのかもしれない。。。
by kisugi_jinen
| 2014-07-16 04:24
| つれづれ。。。
|
Trackback
|
Comments(0)
|
検索
カテゴリ
最新の記事
お知らせとリンク。。。
お知らせ
●コメントスパム対策のため、承認制に変更しました(2010.09.29) ●トラックバックのリンクチェック機能を追加しました。excite以外からのトラックバックをされる場合、当該記事へのリンクを埋め込んでください。 リンク ゲストブック ---Yahooジオシティーズ終了に伴い、利用できなくなっています。 来生自然のホームページ ---Yahooジオシティーズ終了に伴い、利用できなくなっています。 鉄鼠 ---「考える」ということに向き合う。。。 Genxx.blog 移転後http://blog.genxx.com/ ---「情」を含めて専門的な立場から「こころ」を模索し続けるGenさんのブログ。。。 研幾堂 ---山下裕嗣氏による哲学のサイト。以前、形而上学についてやりとりさせていただいた。 記事ランキング
最新のコメント
最新のトラックバック
以前の記事
フォロー中のブログ
外部リンク
ブログパーツ
ライフログ
ファン
ブログジャンル
画像一覧
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ファン申請 |
||