双方向の情を維持する「相互信頼」と「相互感謝」。。。
一方的な情はむなしいものである。
いや、虚しいばかりではなく、悲劇的な結末を招くこともある。。。 男女関係では、片思いから始まり、三角関係やストーカー、離婚に至ったりすると思う。。。 また、知と情のバランスが崩れると、あるべき境界を破壊したりもするだろう。。。 「情の深さ」よりも知・情のバランスと双方向の「適度な」情の維持が重要なんだろうと思う。。。 あらゆる「嘘・欺瞞・裏切り」を、二者択一的に切って捨てるとか、全てを許すというのは、「知的」な側面が強すぎるか「情的」な側面が強すぎるのだと思う。 このような二者択一が生じないようにコントロールしているものとして、「相互に信頼しあえること」と「相互に感謝しあえること」があるように思える。 これら両者を、一言の元で「愛」ということもできるかもしれない。。。 これら「相互信頼・相互感謝」が一方通行になったり消失してしまえば、「情」にとっての「壁」ができてしまうと思う。 共同体内部での「情・相互信頼・相互感謝」を深めるために、「嘘・欺瞞・裏切り」が用いられるときには、それは、その共同体にとって、(幼子の)教育的、ないし(大乗)仏教的な「方便」という扱いがなされうるのではないだろうか? すなわち、「情・相互信頼・相互感謝」を壊さないということが暗黙の前提条件になっているのだろう。 そういった範疇で、クリスマスのサンタさんという概念が扱われているのではないだろうか? ただし、この部分には、非常にデリケートだが重要な内容が隠されていると考えています。。。
by kisugi_jinen
| 2004-12-17 19:34
| 思考。。。
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Comments(1)
Commented
by
kisugi_jinen at 2004-12-19 03:52
後日、続きを書こうと思いますが、その前に、「無為の共同体」(ジャン=リュック ナンシー)を読もうと思っています。
http://www.kojinkaratani.com/criticalspace/old/special/asada/011001.html http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4753102157/qid=1103395512/sr=1-1/ref=sr_1_10_1/250-0037392-2287473#product-details
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