嘘と裏切りと情と。。。
いやいや。。。
私が、自身のブログに投稿しようと思っていた内容を、moriさんに、そっくり持って行かれてしまいました(笑) って、別にどうこうって言ってるんじゃあないです(その辺は、moriさんなら分かっていただけると思ってます、ハイ) で、moriさんとこの投稿文。。。 小さい子にサンタを信じさせるのは、悪いことではないと思いますよ。でも真実を知ったとき「裏切られた」と感じてしまうことは、すこしあると思います。親に裏切られたとは思わないけど、誰かに「夢を壊された」みたいな。(私自身の経験からしても。)。。。そう、その通りですよね。 何故だか、「親としての」クリスマスに意味が生まれるとき、すなわち、子供が反抗期を迎え「自我」が生まれてくる時期、すなわち子供がプレゼントを「待つ」とかができるようになる時期、もし、「子供が信じるところのサンタさん(親ではない)」からプレゼントがこない状態であったとき、計画的に、かつ何年もの間、最初の「嘘」を植えつけることになる。 で、とある民族での話(うろ覚えだし、真実かどうかすら不明なので、正確に調べなおして、間違っていたら再度アップします) ある程度大きくなった子供に、階段を一段ずつ昇らせては、ジャンプさせ、親が受け止める行為をする。一段、二段、...と、段を増やしていって、あるとき、突然、親が受け止めるということをしない。 すると、子供は怪我をするというより、親に裏切られたということで、泣きじゃくる。 そこで親は、「世の中、親でさえ信じてはならないことがあるんだよ」と、教える。 いつか、「嘘」と「裏切り」に対して対処できるようにならなければならないのは事実。 すなわち、「相手の心を読む」ということの限界を知らねばならないのだけれど、「情」の在りようを、自分なりにじっくりと考えなければならないのも事実。 その訓練を兼ねて、クリスマスを楽しむというのも一つの選択肢かもしれない。。。 いや、逆に言えば、「親子の情」があってこそ、この手の「嘘」と「裏切り」が「情」の内部で建設的に処理可能なのかもしれない。。。 クリスマスにおける「嘘」と「裏切り」が、日本人の「情」(心の情態、心と心のつながり)に対して、どれだけ影響を及ぼしているのだろうか。。。 その非常に微妙な心のバランスを、単純に「ある・ない」という二者択一で単純に解決してしまうか、あるいは、二者択一をも、さらに越えようとするのか。。。 後者の道にはまり込んだものが、いわゆる「テツガク病」なる難病を抱え込んだものなんだろうと思っています。
by kisugi_jinen
| 2004-12-17 03:09
| 思考。。。
|
Trackback
|
Comments(0)
|
検索
カテゴリ
最新の記事
お知らせとリンク。。。
お知らせ
●コメントスパム対策のため、承認制に変更しました(2010.09.29) ●トラックバックのリンクチェック機能を追加しました。excite以外からのトラックバックをされる場合、当該記事へのリンクを埋め込んでください。 リンク ゲストブック ---Yahooジオシティーズ終了に伴い、利用できなくなっています。 来生自然のホームページ ---Yahooジオシティーズ終了に伴い、利用できなくなっています。 鉄鼠 ---「考える」ということに向き合う。。。 Genxx.blog 移転後http://blog.genxx.com/ ---「情」を含めて専門的な立場から「こころ」を模索し続けるGenさんのブログ。。。 研幾堂 ---山下裕嗣氏による哲学のサイト。以前、形而上学についてやりとりさせていただいた。 記事ランキング
最新のコメント
最新のトラックバック
以前の記事
フォロー中のブログ
外部リンク
ブログパーツ
ライフログ
ファン
ブログジャンル
画像一覧
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ファン申請 |
||