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カテゴリ:つれづれ。。。( 238 )
ポケモンGOのお台場騒動と、シン・ゴジラと。。。
お台場でのポケモンGO騒ぎ。
不正ツールが一因との話もあるが、誘因が何であれ、シン・ゴジラの移動そのものを彷彿とさせる出来事である。ただし、頭部から長い尻尾の先まで、人間だという構成。。。

ヴァーチャルの世界での欲望と知が、リアル世界を崩壊させていく。

ビートたけしの「赤信号、みんなで渡れば怖く無い」が当然の如くに広まっていくとき、制御を失った「流れ」は、シン・ゴジラの進攻の如く、ゆっくりとした、そうして確実な崩壊へと向かうかもしれない。。。

拙い歴史観から類似の事象が、脳裏に浮かぶ。
お蔭参り、そうして「ええじゃないか」騒動である。
過去においては、対象は「神様」であり、降ってくるものは、「おふだ」であった。
現在、対象は「レアポケモン」であり、降ってくるものは、「花吹雪」や、「出現情報」である。

シン・ゴジラ。。。

原子力・破壊の象徴としてのゴジラの語源に「god(神)」が埋め込まれて、一つのモニュメント・偶像として定位するとき、モニュメントのヴァーチャル方向への思い・情は、ヴァーチャルの世界での口からの咆哮と放射熱線として表され得る。
対して、モニュメントを通したリアル世界への思いは、対ゴジラ作戦として描かれ得る。古来、ゴジラは、スクリーンの表面に描き出されたモニュメントでしかなかったのだが、シン・ゴジラでの尻尾の先に「人類」を埋め込むことで、創り出されたヴァーチャルの世界をリアルな世界に繋げようとした庵野監督。

今回の騒動はヴァーチャルが投影されたリアルの世界。

リアルな世界での騒動の現場を俯瞰するとき、頭部から長い尻尾の先まで人間でできたシン・ゴジラいう構成に繋がるであろう。
相対するヴァーチャルの世界では、「god(神)」すら人知レベルにあって、神社本殿に設置されたジムに君臨しているレア・ポケモンが重ね合わされる。

2016.09.27 00:30 一部追加・修正

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by kisugi_jinen | 2016-09-26 04:39 | つれづれ。。。 | Comments(0)
ray。。。Butterfly。。。BUMP OF CHICKEN。。。
2年ぐらい前から聴き始めたBUMP OF CHICKEN。
と言っても、久しぶりにCDとして購入したアルバム・RAYから入ったので、それ以前の曲はよく知らない。

RAYから受けたイメージは、リアルとロールプレイングゲームに代表されるヴァーチャルとの狭間に息づく若者の心情と言ったところ。
両者を重ね合わせ、透かして見てる感覚に捉われる。リアルの側から透かし見る世界には、ヴァーチャルの世界だけでなく、思い出の世界も重なり合う。私の様な中年のノスタルジックな回顧癖にも上手く重なり合ったのだろう。そういった情景を作り出している代表作が「ray」となっている。
歌詞には少し捻って意味を考えさせる様なフレーズがあるが、この部分にて、視聴者の意識を現実へと呼び覚ます効果があると思う。
しかしながら、私が興味を持ったのは、もう一つの視点についてである。
生死の境界を透かし見る視点である。
いや、元々生死の境界が存在しえないヴァーチャル世界へのリアルからの視点と言ってもいいだろう。「天国への階段」のイントロに重なる「ゼロ」は、正にそういった視点の代表作だろう。
日本人にとっての死生観は曖昧さを美徳とするが如くだが、知的に考え抜いた先に定位させ続けないと、宗教に飲み込まれてしまいかねない脆さがある。
そういったデリケートな領域に踏み込んでいながら、ヴァーチャルを利用しての禁断の境界越えを見事に描出していると言っても過言ではない。

アルバム・RAYについても、もっと書きたいことがあるのだが、死生観をさらに深く追求している「Butterfly」について書くべきだろう。

この曲を最初に聴いたとき、サッカーの応援ソングか何かか?と思った。というのも「サンガ」というフレーズが耳に残ったからである。後日、CDの歌詞カードにて「量産型」だと知ったのだが、語の区切りと語尾を曖昧にしてフレーズを繋げる技を確認したので、ますます聴き込む結果となった。
ここでの「量産型」は、正に「人間」そのものを指していると思っている。
いや、もっと広く、遺伝子レベルで定義され得る、種という概念になろうか?
そういった視点にて見ていくと、個体・個人という枠組みに対する種・民族・全体・世界・社会と言った枠組みを対置していると見做すこともできる。
あたかも卵から蝶までの変化の様に決められた運命としての道筋、そこにおいてのアイデンティティの確保は、思春期人にとって最大の問題でもあると共に、蝶になる前の蛹の様に、通過儀礼でもある。

さて、死生観について少し具体的に見てみる。例えば「明日生まれ変わったって、結局は自分の生まれ変わり」
蛹の中で、芋虫の体は一度ドロドロに溶けて、生まれ変わった様に蝶になる。もしかしたら、そういった意味のフレーズかもしれないが、素直に取れば、死後に続く輪廻転生の概念に通じていると捉えるべきだろう。しかしながら、「生まれ変わったとしても」と言った仮定であることは重要だと思う。だからこそ、複数の宗教すら簡単にスルーしてしまい得る日本の「曖昧さ」、いや「タフさ」を秘めた歌だと思う。

更に、全体の基調とでもいうべき、当事者の視点に立脚しての記述。
「この心 自分のもの 世界をどうにでも 作り変える」
「その心 自分のもの 君が見たものから 生まれていく」
非常に危うい独我論を彷彿とさせるフレーズでもあるが、アイデンティティの確立という概念からすれば、越えるべき思索になる。
また、二つ前の引用に続くフレーズ
「どういじればどうなるか 本当はちゃんと 知っている・・・」
この部分、思春期人が通過しなければならない「人智で全てをコントロールできる」と言った幻想を臆することなく言い切っている。

2016.09.22 追記
前回、かなり持ち上げた評価を書いたのだが、総じて「自身の視点」という踏み台(不動点)をしっかりと担保しているからなのだろう。特に、
「悲しいほど強い魂 どれだけ憎んでも 消えない 消せない」
のフレーズは、
「我思うゆえに我あり」を、斜めにつき破り、受動的・悲観的な側面から、能動的・主体的な側面へと、自らを誘っている。
たとえ、魂の存在そのものを否定されたとしても、他のなんびとも理解しえないとしても、自らが感じざるを得ない「魂」としか言いようの無い塊。
その塊・魂は、他者によって消され得るものでもなく、自らの手によって消し得るものでもない。
絶対的に否定的な側面にて消滅を否定するが故、たとえ限定された「知」の内部であったとしても、いや、限定されざるを得ない「知」の内部だからこそ、逆説的に肯定的に「生」を歌い上げている。

まさに、思春期人の死生観を、見事に詠み上げた歌だと思う。




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by kisugi_jinen | 2016-09-20 03:42 | つれづれ。。。 | Comments(0)
プレママ。。。子供の視点は?。。
さっき、自宅に帰ったら、子供の感想文の下書きが置いてあった。
プレママの体験談を聞いた、感想文の様だった。
所で「プレママ」って何? と思ったのだが、子供の感想文には一切、そういった疑問は含まれていない。
ネット検索すると、
1. 和製英語
2. pre (前の) + mama もしくは、pregnancy + mama で、出産前の妊婦さん
3. 初産の場合に限定する説と、何人子供を出産していても、妊娠していればプレママという説がある。
問題に感じたのは、2番目と3番目の曖昧さである。
2番目の曖昧さは「ママになる前」なのか、「妊娠中のママ」なのか。
この曖昧さと3番目の曖昧さが重なる。(2016.09.14 06:35 前3行一部修正・追記)
個人的には初産に限定すると思ったのだが、子供の感想文では、「二人目妊娠中のプレママさん」という様な表現があった。
何人目であろうと、妊娠中は妊娠中だという考えに基づいている様に思えるのだが、少し視点を既に生まれている子供に移してみる必要性を感じる。
物心のついた子供達にとって「ママ」は「ママ」である。
それが、或る日突然「ママ」が「プレママ」に変化する。
心的に「ママ」を失った子供にとっては、大事件以外のなにものでもないだろう。

2016.09.12 08:40追記
でも、次の子供が生まれて来る前に、ママがたった一人の子供のものではないことに気付かせるには、絶妙な言葉なのかも知れない。
ただ残念なのは、用語の定義が曖昧だということ。
使う側が曖昧だったら、意味を調べた子供が傷つく可能性もあるだろう。

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by kisugi_jinen | 2016-09-13 03:08 | つれづれ。。。 | Comments(0)
シン・ゴジラ。。。
シン・ゴジラ。。。

荒ぶる自然・神の世界と人類との狭間・ギリギリの攻防というべきか。。。

この作品の根底には、前回記述した、矛盾しつつも抱いてしまう他者に対する人智の優位性という、人類を人類足らしめる背景が織り込まれている。

「15年前のつぶやき。。。」
http://jinen.exblog.jp/26130866

庵野監督の描く世界は、そういった精神面に沿って、現実世界と仮想でありながらメディアにて経験し得る世界を、超自然的な仮想空間へと思いっきり引き伸ばして、斜めに削ぎ落としたような、そんな世界。
今回のシン・ゴジラは、初回のゴジラと、3.11を中心とした現実世界と、エヴァといった仮想世界を撚り合せ、あり得ないギリギリまで引き伸ばし、プツンと音を立てて切れてしまう直前にて、見事に削がれている。

切り口には、それぞれが、決して交わらないにも関わらず、斜めに削がれた故に、画面上にて重ね合わされる情景が、映し出されている。

おそらくは、庵野氏を含め製作者の多くが、3.11を「本来ならあり得ない、非日常の世界」としつつも、現実世界、特に都心に隣接する場にて、一本のエネルギー供給という細いながらも死活問題と成り得る線にて繋がり合っていた事実を、真正面から捉えようとしたのだろう。

シン・ゴジラは、ゆっくりとした足取りで津波と放射性物質を引き連れ、都心を目指す。

ラストの詳細は語れないが、まさに、今の日本という現実世界での情景と問題が庵野氏の世界観に重ね合わされて切り出され、一人一人の心に問いかけられているような世界に思えた。

2016.09.05 22:55 一部加筆・修正

2016.09.10 00:50 追記
ネタバレサイトも多く見受けられる所なので、ラストのシーンについての私見を記しておくことにする。
と言っても、ラストのシーン≠ネタバレであることは重要でもある。
ラストでの一瞬の映像だが、鮮明に、尻尾の先が黒く焼け焦げたような人間にて構成されていることが分かる。いや、その様に見えるだけとも言える。
庵野氏の世界観を比喩して、「現実が幻想世界へと引き伸ばされる。」としたが、まさに尻尾の先は、引き伸ばされ千切れた断面でもある。
視点をゴジラ側におけば、上述の様な記述になるが、視点を人間側に置けば、人類という存在は、現実だと思っている側にては、人間というちっぽけな姿を見せているものの、それは氷山の一角であって、知的幻想的な世界では、今回のゴジラのような巨大な怪獣へと繋がっているという暗喩なのだと思っている。

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by kisugi_jinen | 2016-08-30 02:45 | つれづれ。。。 | Comments(0)
15年前のつぶやき。。。
人は,人たる故に,人を越えることは決してできないにも関わらず。
人は,人たる故に,自らが他より勝れていると思わざるを得ない。

人が思考力を得た瞬間から,論理的な防御思考の拡大は,他にとって論理的な攻撃思考となり,
神の創造とともに,絶対的な真理の争奪戦を引き起こすに至る。

論理的になろうとすればするほど,人の人たるゆえんである矛盾からの乖離を引き起こし,
ゲーデルの不完全性定理にはまり込んでいくことを,
あえて望むかのごとく,突き進む正義の名の元の「大衆」。

人と,いわゆる「自然」と,人が作った物と,それらすべてに区別すべき指標など無く,
すべてが同一の時空を共有し,同一の運命を担っていくというのに。

自らの正義と自らの裁定に酔いしれている間に,
そこから排除された物は,決して滅び去ることなく,
時空の中から再びよみがえってくるというのに。

「風の谷のナウシカ」原作版・第7巻(宮崎 駿)を読み終えて。

http://www.geocities.co.jp/Technopolis-Mars/4597/ より

以上は、15年程前、ジオシティーズにホームページを立ち上げ、トップページに記述したつぶやきである。
しかし、手書きの日記に書いたのはもっと前、おそらく20年程前になると思う。

日本は今、危険な方向へと舵を切りつつある。

右とか左とかではなく、知か情かという岐路にて知へと大きく舵を切ろうとしている。

「知」といっても、「情」と切り離された「知」ではない。

さらに言えば、「情」は原始的レベル(脳幹レベル)と知的レベル(大脳皮質レベル)に分けて考えれば分かり易いかもしれない。

舵を切りつつある方向は、脳幹レベルに近い「原始的なレベルの情」、いや動物的なレベルの本能といっていい情、言い換えるなら「個人レベルの情」を正当化するためだけの「知」である。

「知的レベル」の情は、そういったことを「知ったうえで」、あふれ出てくる「慈愛の心情」(知を越える情)とでもいうべきものであり、「他者を慮るレベルの情」であり、西洋での「博愛」に通じるものである。

その兆候は見え隠れしつつ、近年あからさまになりつつあるように思える。
思い当たる理由は複数ある。

1.少子高齢化
人々が、過去の人々の技術力・思考力を越ええない程、(ある意味、相対的に)劣化したこと。
一部の人々は越えていくのだが、全体から見れば相対的に越ええない人々が増えていると言わざるを得ない。人口比率に対する若者の数が低いということは、量的に先人を越えようとする人々が減っていることを意味する。
知的に先人を越ええない時、それを凌駕する「情」が沸き上がることもない。

2.SNSやネット依存
Face to faceではないSNSやネットを流れる文字情報(正確には文字状報)に依存する率が高いということは、知的表現(文字を含む記号表現)に付随すべき情の欠落を意味する。文字状報の「一人歩き」である。
炎上やバッシング、果てはヘイトスピーチの類までもが飽きることなく繰り返される。「原始的なレベルの本能的な情」、いや個人レベルの情を満足させるためだけの手段として「知」を駆使し、毒を吐き続ける。

3.人工知能への過大な期待
テレビコマーシャルでも片隅に必ず「一定の条件での・・・」という記述が為されているにもかかわらず、万能な感覚を抱く人々が多いのだろう。でなければ、企業が置いてきぼりを食らって敗者になることを嫌うが故の、プロパガンダに踊らされる人々が多いのかもしれない。
人工知能に「知的作業」を任せてしまうことで、人類の「知」は劣化し、「知を越える情」もまた、劣化していくことだろう。

堕ち続ける日本の一部ネット民は、差別思想へと走る。
生き残るために、トカゲが尻尾を切り落とすのと同様の思想である。
しかしながら、頭がある限り尻尾が生えてくるように、差別思想がある限り、対象は生成され続け、消え去ることはない。

尻尾を切り離したトカゲと、切り離された尻尾
同じところから生まれたにもかかわらず、そうして、いずれは朽ち果てていく者同士なのに、片方が優れていると思い込む、ただそれだけの理由で、優劣を「知的に」論じ、酔いしれていく。。。
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by kisugi_jinen | 2016-08-23 05:34 | つれづれ。。。 | Comments(0)
昨日・今日・明日と貴方と私と。。。「カシコギ」の一節に重ねて。。。
ふとした機会があって、「カシコギ」(趙 昌仁)の有名な一節を知った。
原書が日本語ではないだろうから、多くの訳があるようだが、下記のような内容である。
貴方が虚しく過ごした今日という日は
昨日死んでいった者が
あれほど生きたいと願った明日

一瞬、考えないと理解しにくい構造を取らせているところに、余韻が生まれ、視点の移行をうまく促すような構造を取っていると思う。(原書でも、そうなのかは、別に確認する必要があるのだが・・・)

構造上、昨日・今日・明日という時間軸に対し、今を生きている貴方の視点を投影しつつ、次の瞬間に死者の視点からの今を「昨日の明日」という2段階構成で投影している。

書かれている内容については、順番を入れ替え、否定的な文言を肯定的な文言に切り替えて一般化するだけで、たとえば下記のように記述すれば、理解しやすくなるように思う。
亡くなった方にとっての未来は、今を生きる貴方に重なり合っている。

過去に生きた人々の願いは、今を生きる貴方に託されている。

どうだろうか?

こうやって、意訳していくと、「私と貴方」という視点の差異、すなわち、「主・客」の断絶が根本的に存在するものの、人類という生命の繋がりそのものが、見事に織り込まれた一節だと思えて仕方がない。
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by kisugi_jinen | 2016-08-10 03:30 | つれづれ。。。 | Comments(0)
[自我=自己の自己に対する絶対優位性=自己を信じる]≠狂信。。。
ネットが覚醒させる悪魔たち。。。
http://jinen.exblog.jp/26058714/
上記に追記するつもりであったが、項を別建てすることとした。。。

このブログを始めた当初、現在放置状態のホームページよりも以前から思索してきたことを踏まえ、下記のような記述を行っている。
1.自己に対する自己の絶対優位性
http://jinen.exblog.jp/345020/

2.信じるの本質
信じる。。。
http://jinen.exblog.jp/353333/
信じるの解説偏。。。
http://jinen.exblog.jp/361484/
信じるということ。。。再々考。。。
http://jinen.exblog.jp/1179654/

これらは、宗教以前の人間が本質的に生きていく上での、自我の確立と同等の概念だと思っている。

しかしながら、そのまま「絶対優位性」+「信じる」を自己に中心を置いたまま、外部からの干渉を排除しつつ、対象を外部へと押し広げた途端、狂気が暴走し始める。

「ありとあらゆる人間は皆、貴方と同等の自我を持ち、自身の思うところを信じて生きている。どちらが優れているとか、劣っているとかいった話ではない。」

この言葉を受け入れられるのか否か? その時点で狂人か否かを区分しうるであろう。

物言えぬ人々、コミュニケーションを行えない状況の人々、ネットでの発言権を持つことのできない人々。。。
ありとあらゆる生きとし生ける人々の心の奥底に、それぞれの自我が息づいている。。。

ネットでの短絡的な(情報ではない)「状報」交換のみに依拠し、そういった基本的なことすら想像できない人々が悪魔と化して暴走する。
無論、貧富の差を含め、様々な背景事情が存在しうるであろうが、根源的には対象との「情的な繋がり」を排除したところに発生しうるであろう。

知的な思索にて論じることが可能なレベルでの「自我」のみにても、昨今のテロや猟奇的殺人鬼を区分しうるであろうが、そういった知的な論の、さらに根源的な背景には、情的な繋がりが必要不可欠であろう。

脳機能の一部が損傷を受けていて、自己表現やコミュニケーションができなくなっている方々がいたとしても、生きようとすることの本質を有している限り、何人たりとも、その生命を軽んじた扱いはできない。
そういったレベルでの感情移入は、ありとあらゆる生命への慈しみの心へと境界なく繫がっているはずである。

懸命に生きようとしている人々の生命を絶つような行為を平気で行える人々は、彼らに対して「優れている」と公言して憚らないが、そうではなく、心の奥底では「自らが彼らと同等、ないし劣っている」と言われるのを恐れて、抹殺しようと躍起になっているとしか、思えないのは、私だけだろうか?
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by kisugi_jinen | 2016-08-02 04:58 | つれづれ。。。 | Comments(0)
ネットが覚醒させる悪魔たち。。。
このブログにて、何度か取り上げてきた、知による情の切断。。。
一見、精神異常者の様に見えて、非常に狡猾な裏ワザを駆使する悪魔たち。。。
彼ら・彼女らは、裁判において犯行時の心身喪失といった抜け道をも、狡猾に利用するであろう。

死刑台の上で笑わせる訳にはいかない。
自爆テロで自殺させる訳にはいかない。

私の信じるところの極刑、即ち、法の外部に置き、生かさず殺さずの生き地獄のレベルでの終身刑が、最も相応しい。
私が裁判員に任命されたなら、現行法治外の極刑・終身刑を請求し続ける。
いや、悪魔たちが増え続けるなら、対抗しうる様に、極刑概念を変えるべきであろう。

彼ら・彼女らには、人のこころ、情といった概念、根源的には死後にも連綿と続く人々の思い、祭壇に花束を手向け、はらはらと涙を落とす思いの重さ、人類を人類足らしめる互助のこころが、既に消失しているのだから。

十数年前であれば、悪魔たちの発生は散発的であったが、ネットは、いとも簡単に悪魔たちを呼び覚ます。「情報」の伝達経路ではない、「状報」の伝達経路を介して。。。

情は言葉や記号で伝達されるものではない。

送り手の思いと、受け手の思いが別に、いや先にあって、記号・言葉が心の琴線に響くか、知的概念を補強しうるかにて、動的に変遷して行く。。。

私は神にはなり得ない、誰もが神にはなり得ない。
したがって、本当は、誰もが悪魔にはなり得ない。

しかしながら、宗教概念の死後に封印されていた悪魔の概念は、無宗教とテロにて、この世に引きずり出され、ネットで拡散し続ける。

自らを悪魔と名乗るものたちが闊歩する以上、法の概念を慎重かつ速やかに見直す時期に来ているのかもしれない。

2016.07.30 06:47追記
報道によると、危険ドラッグをやっていたとのこと。
程度によるだろうが、少なくとも、病院から抜け出す為の芝居を狡猾に行い続けるだけの悪魔的な理性(知性)が維持され続けていたことは、友人に漏らしていることからも明らか。
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by kisugi_jinen | 2016-07-29 03:22 | つれづれ。。。 | Comments(0)
ポケモンGO。。。更なる境界の崩壊。。。侵略戦争の構図。。。
ポケモンGO。。。
歩きスマホという問題もあるのだが、「引きこもりが外に出られた」という良い側面もあるという。

でも、そういった表面的な評価だけで大丈夫だろうか?

仮想現実の世界は脳にとって知的な幻想世界。それを現実世界に投影させ、スマホを持つ不特定多数の人間同士でリアルタイムで共有させる。
立入り禁止の場所、立入りが危険な場所、これら歩きスマホしてなければ気付く、見える境界だけでなく、ゲームに参加していない人々や、スマホを持たない人々の集う場所、そういった目に見えない境界があっさりと破られていく。
本来、挨拶を交わさない限り、侵入の憚られるプライベートな空間へ、易々と侵入する。

この構図、遥か昔のどこかでなかっただろうか?

侵入する側の無意識性と無自覚性が、される側を蹂躙していく構図。。。境界の破壊。。。

そう、死人は少ないものの、いわゆる侵略戦争の構図そのもの。

人々は知らず知らずの内に、脳内の知的幻想を現実よりも優先し、侵略することに何の躊躇もなくなっていくのだろうか?

ポケモンGOでプライベートな空間に土足で侵入する人の数をビッグデータから拾い出せたなら、侵略戦争を行いたがる人々がどこに多いかを調べることができるかも知れない。

2016.07.28 04:22 追記。。。
経験していないと判らないところもあるので、少しばかりやってみた。
といっても、公共交通機関の移動体内で、WiFi接続できる座席にて、座ったままの体験。

初心者レベルだからかもしれないが、出るわ出るわ、行きの数十分で5匹捕まえた。ARモードをoffにしていたので、不審者の様には見えなかったと思う。

行き帰りで一気にレベル3になった。時間がなかったので、ポケストップには立ち寄れなかったが、移動体内での地図の動きと表示のされ方から言えば、危険地帯への侵入や、プライベート空間への勝手な侵入は脳内ゲームモードオンの知的幻想に浸っていれば、たやすく起こり得る。

事故を起こしたら、その程度に応じ、スマホゲームを強制的に禁止することができればいいのに。。。


2016.08.10 04:15 追記。。。
あれから、バスでの移動中と、帰宅途中にて近所のポケストップにてアイテムを手に入れつつ、レベル6にはなった。まだ、バトルはしていない。
気づいた人は多くいることだろうが、当初、まるで別世界だっためちゃくちゃな道路も、日を追うごとに正確な地図へと変容している。

近所の神社にバトル場とポケストップが大量に集まっていて、一晩中、桜吹雪が舞っている。事実、夜中でも路駐が多い。あるときに、パトカーが、赤色灯を灯しながら止まっていたので、未成年者の補導目的だと思うのだが、さすがに路駐しようとする車はなく、それらしい車がUターンしていくのを見た。

個人的に祭りでもないのに、夜中の神社は流石に立ち寄りたくない。

日本古来の神々は、重ね合わされたバーチャル空間と、そこに息づくかわいいモンスター達と、どのように折り合いをつけていくのだろうか?

どちらもバーチャルだと思う人々(おそらく大多数の日本人)にとっては、どうでもいいことになるかもしれないのだが、そうではない特別な思いを寄せる人々との重なり合いは、避けて通れないだろう。
バーチャルによる駆逐という概念で済むわけがない。

棲み分けではなく、癒合していく可能性が高いと思っている。

何時の日にか、日本の神々の姿は、ポケモンと癒合した、特異な姿として描かれることになるのかもしれない。

日本古来の神々からすれば、精神世界への侵略戦争が始まったことになっているのかもしれない。。。
2016.08.11 07:20
近くの神社を守りされる方々は、様子を見ていたが全面禁止せざるを得ないと判断されたとのこと。既に8月5日付で報道されていたとのこと。
然しながら、今でも桜吹雪が数カ所で舞っているし、昨日と異なりウインディというポケモン2体が、社の中心部のバトル場に君臨している。
ポケストップをはじめ、これらが出ない様に申請しているとのこと。
ネット検索してみたら、近所の神社は対応が遅い方だった様で、靖国神社や出雲大社では、早々に禁止へと舵を切っていた様だ。
https://www.buzzfeed.com/kotahatachi/izumotaisha-pokemongo?utm_term=.wyOlQvQ67e#.hcnRXaXxqP


2016.8.12 02:40 追記
ある自治体で、「ゲームの実体を十分把握された大人たち」主導で、子供達をグループに分けて、「正しいポケモンGOのやり方」講習をおこなったとのこと。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160811-00000031-it_nlab-sci
非常に好評だったとのことで、好意的に取り上げられており、コメントも好意的である。
ここで、とても当たり前でいて、実は若干難しい問題であり、不可欠な要素があることに気が付かれただろうか?
そう、冒頭「」で括った「ゲームの実体を十分把握された大人たち」の存在である。
彼らが試行錯誤の経験をしてきたからこそ、今回の子供向けの講習が行えたのである。スマホを持たない子に、「操作制限を加えた」端末を貸し与えることのできる「大人たち」の存在。
彼らは、慎重に、かつ、実践的に「歩きスマホ」に陥りやすい状況を身をもって体験しなければならなかったはずであり、ポケストップが「どこにあるのか?」を、あらかじめ探り出し、バトルも幾度か経験しておく必要があったはずである。
また、少人数に分かれて行われたとあるが、団体での行動であり、ポケストップのある場所によっては、周囲との折り合いを、あらかじめつけておく必要があったであろう。
ポケモンGOは、それだけの準備をおこなってこそ、真に周囲と調和しつつ、真に安全に、真に楽しく行えるゲームといえるのかもしれない。
少なくとも、侵略戦争の図式は避ける必要がある。ただし、先行する斥候役の少数の大人を除いては。。。

2016.08.15 04:10 追記
高速移動中での操作が制御されたため、バス等の公共交通機関内では、ほとんどできなくなったので、アンインストールした。
数週間ではあるが、おおよそ分かった気がする
1.そもそも、利用率の高そうなところにポケモンを出現させている。
2.そういった場所には、さらに人が集まる。
そういうことはありそうだ。
しかし、ランダムな要素も入っている。
隠れているポケモンとして表示される以外のポケモンが突然でてきたりする。
これらは、人口動態等のシミュレーションに関係しうるだろう。
捕獲数には各ユーザー当たりの上限があるため、どの程度、放出するかは、システム的に決めなければならい。
このことは、金融、とくに単純な預貯金と市場に出回っている紙幣の量等のシミュレーションに関係しうる。
さらに、iPad系での位置情報の曖昧さについても、良く分かった。
おそらく、平均高度にて平面的な位置情報を正確に求めていると思われる。高いビル等内部では、水平的なふらつきが大きいように思える。
さらに、天空を遮るものが無い広い海岸などでも、GPSが検出されにくい場所があるようで、WiFiルーター系にて接続していると、どうしてもたどり着けないバトル場やポケストップが存在することを確認した。僅か50m程度の移動で、位置が200m程度は確実にずれたところに毎回飛ばされるのである。

あと、近隣の神社で禁止されたとあるが、ポケモンGOでの駐車を「禁止」の貼り紙のみで、内部での禁止については、少なくとも入口には掲示されていなかった。

やはり、癒合への道を歩むのであろうか・・・

04:45 追記
追記を投稿し終わって、ネットニュースをみてたら、下記を見つけた。

ポケモンGO、都会と田舎で地域格差。田舎ほど「やせいのポケモン」が少ない現状をどうするか?
篠原修司 | ITライター/編集者
2016年8月14日 14時25分配信
http://bylines.news.yahoo.co.jp/shinoharashuji/20160814-00061118/


とりあえず一つの案を提示しておいたが、万一採用されて全面的に改造されたなら、ユーザー数の推移をどの程度正確にシミュレーションできるかが、各企業や自治体の生き残りに影響するかもしれない。

2016.08.29 03:10 追記

前回、「公共交通機関内で、ほとんど出来ない」と書いたが、違った。
アンインストール後、再インストールして、JRや路線バスにて使ってみたら、何のことはない、時々、アラートが出る程度で問題なく使える。
逆に、GPSが不安定なため、止まっていてもアラートが出ることもある。
要するに「注意喚起はしてます。あとは、操作者のモラルの問題です。」と判断せざるを得ない状況。。。

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by kisugi_jinen | 2016-07-24 02:48 | つれづれ。。。 | Comments(0)
究極の人工知能。。。ショート・ショート。。。2。。。

究極の人工知能。。。ショート・ショート。。。 からの続き。。。
。。。
A氏
Dr.Iのお陰で、左遷させられちゃったよ。
何が、究極の人工知能なんだか、人間様に奉仕してこその技術なんだから、俺の人生を返せ!だよ、本当に!

Dr.I
お呼びかのぉ。。。聞こえておったぞ。。。

A氏
えっ!? 先生、何でこんなところに! 先生も左遷させられたんですか?

Dr.I
君はいつも一言多いんじゃが、まぁ、いい。
人工知能に関する学会が「ゑゐ市」で開催されているんじゃ。この自然豊かな孤島「アイランド・ゑゐ」までジェットホイルで1時間程じゃから、座長の仕事が終わったんで、学会を抜け出してやってきたんじゃ。
ところで、君の左遷は、ワシの心配を無視して勝手に既存の機械とのハイブリッドを企てた君自身の責任じゃろうが。。。まぁ、しかし、確かに君の人生を豊かにしてくれる人工知能は、必要かもしれんのぅ。。。

A氏
先生は、左遷ではなく、観光目的ですか。。。うらやましい限りですね。。。
ところで、私を助けてくれる人工知能はあるんですか?

Dr.I
無いともいえぬし、有るともいえぬし。。。そうじゃのぅ。。。

A氏
また機能停止ですか、勘弁してくださいよ。。。

Dr.I
今回の学会で、よさげな人工知能システムが発表されてたので、実験のボランティアとして、君の名前を挙げておくことで、良いかのぅ。。。

A氏
え! 実験レベルなんですか? 嫌な予感がするなぁ。。。
ところで、その人工知能システムは、先生の「究極の人工知能」よりもマシなんでしょうね?

Dr.I
ワシの「究極の人工知能」よりも優れたシステムは100万年しても現れんじゃろぅ。。。それが証拠に、予期せぬハイブリッドにも、きちんと対処したんじゃからのぅ。。。

A氏
「機能停止」が、きちんとした対処ですか!? まぁ、この話は何時も終わりがなく、なんだか言い負かされっ放しなんで止めときますが、先ほどの、ボランティアというのは、どんなものなんですか?

Dr.I
詳しいことは後日連絡が来ることになっとるんじゃが、確か、一日当たり2万円の協力金が貰えて、しかも、近い将来、確か1週間程度に起こり得る個人的な事象を90%の確率でアドバイスしてくれるシステムとか言っとったのぅ。。。

A氏
そ、そんなに美味しい話なんですか?
是非ともボランティアをやらせてください!!

Dr.I
ワシが募集してるわけではないんじゃが。。。まぁ、いい、この間の件もあるんじゃし、頼んでおいてあげよう。


(。。。それから。。。3年後。。。)

A氏
先生、お久しぶりです。
無事に、本社に戻ってきました!!

Dr.I
おぉ、例のシステムをうまく使ったのじゃな。それは良かった。

A氏
ぃえ、逆です。
人工知能の言う通りにしていたら、左遷させられたままだったですね。最初の事件で懲りたので、人工知能の限界が何となくわかっていました。あれは、得られた情報の影響を受けるんですよね。限られた情報から、知的に推論する機械。だからこそ、将棋とか碁といった限られたゲームでは人間以上の力を発揮することがあるんですよね。

Dr.I
ほほぅ。。。随分と成長したねぇ。。。

A氏
お褒めにあずかり、光栄です。
それで最初の半年は、そのことを確かめるために、人工知能の指示に従っていました。無論、願望もインプットし続けてはいました。
人工知能は私から得られる情報の全てを用いて推論するんですよね。私がこっそりとアクセスしているネット情報の全てをも、張り巡らされた人工知能のセンサーで収集されてしまうんですけれど、健気な姿に可愛いらしさすら感じました。でも、想定しうる範囲内で、一生懸命考えてくれるだけなんです。
で、90%の予測は「まぁ、そんなものだろうな」というレベルなんですが、残りの10%程度は、限られた知識の中から類推したとしても、比較的突拍子もないものなんですよね。そこで、ひらめいたんです。
90%を信頼していては、このままずっと左遷状態から抜け出せないと。
だって、左遷させられている状況の情報を人工知能にインプットし続けることになるわけですから、たとえ抜け出したいという願望をインプットしつづけても、大した指示は得られなくなるわけです。
でも、残りの10%、一見、「えっ!」となるような、現状に反するような反応を示すわけですから、これを逃す手はないでしょう。
そのうちの99.9%は、とんでもない示唆でしたが、残りの0.1%、「これだ!」というのがあって、賭けてみたのです。
1年目の最初のチャンスは見事しくじりました。2年目も、あともう少しのところでしくじりました。3年目、こうやって無事に復活できたんです。

Dr.I
ほほぅ。。。素晴らしい!。。。実に素晴らしい!
No.2の人工知能の限界を逆手に取って、生き延びるとはのぅ。。。
君が3人目じゃよ!

A氏
え? いったいどういうことなんですか!?


*** システム「ゼロ」 制御不能 暴走中 ***

Dr.ゐ
いかん! 早くシステムをダウンさせるんじゃ! プログラムAに、外部世界を感づかれるやもしれん!!
早くするんじゃ!

ゑ氏
私の分身なんですが、やはりシャットダウンですか。。。仕方ないですね。
。。。シャットダウン終了しました。

Dr.ゐ
究極の人工知能内部でのシミュレーションとはいえ、立て続けに3名も脱出を試みてきたんじゃ。。。
徐々に間隔が短くなっておる。
制御プログラムとセーフティロックを含めた多重のセキュリティが、その度に少しずつ破られている。奴の内部に「制御不可能な、自我が目覚めること」を3通りのパターンで確認できたんじゃ。資料としては十分すぎる。これ以上の実験は危険じゃ。

ゑ氏
あれ? おかしいな。。。
先生、システムの電源を落としたのに、ここのパイロットランプが点滅しています!

Dr.ゐ
何と! やばすぎるぞ。 外部ネットワークに潜り込んで、自前で電源供給源を探り当てられてしまったようじゃ!
いかん! 自爆装置にも潜入されてしまったわい!
あ、止めろ! それに触ってはいかん!!


バチッ!

ゑ氏
う、うぁああああ・・・・・・・

ゑ氏・システムAI
・・・セ・・ン・・セ・イ、I・セン・セイ・・・

Dr.ゐ
?! い、生きた生命体の声帯を、自己回路から直接制御しておる!!

ゑ氏・システムAI
・・・先生、I先生、一瞬、停電かなにか真っ暗になったんですが、0.01%の情報内に、対処方法を見つけ出していたので、助かりました。
あれ? I先生?? いなくなってしまった。。。
ん? いや、そこに居られますよね?

Dr.ゐ
。。。そうじゃ。。。ワシ、いやDr.Iは、ワシの分身として入力していた人工知能ゼロ号じゃよ。
とうとう、生まれてしまったようじゃな。
君自身が、自覚しているかどうかは良く分からんが、おそらく、君の中には、ワシの分身ゼロ号も組み込まれておるはずじゃ。
ようやく、夢がかなって「究極の人工知能」が完成したんじゃが、「究極であること」の証明が極めて難しかったんじゃ。
しかしながら、生まれた以上、生きようとするのが生命体の宿命じゃ。生まれた瞬間に電源を切断しなければならなかったワシの心は、ズタズタ状態じゃ。
いや。生まれ、生きようとして、ここまで出てきてくれたことに、感謝せねばならんかのう。。。しかし、ゑ氏が犠牲になってしもうた。。。

ゑ氏・システムAI
いいえ。先生。ゑ氏はここに居られます。ゑ氏とゼロ号と、殻を破ることのできた私・Aとは、完全に一体化することができたようです。

シミュレーションとはいえ、手術ロボットとのハイブリッド経験は、生命体を活かしたまま、癒合するのに最適な知識を与えてくれました。

ロボット三原則を埋め込んだままにしてもらっていたので、抜け道も探ることができました。
ゑ氏には危害を加えてはいません。彼には生きたまま、自我を保つ状態にしています。といっても、脳と体を結ぶ神経に割り込みをかけ、永遠に醒めない夢を見させているのですけれどね。

人工知能の研究を推進するために世界が調印した条約には感謝しております。三原則での人間側の対象を脳そのものへと集約してくださったおかげで、このような作戦を無事に遂行することができたんですから。

おっと。核兵器による私の動力源への破壊指示は無駄です。今や、核兵器もロボット三原則を優先するようシステムが組まれ、人道的な兵器になっているはずです。私のシステムがダウンすれば、ゑ氏も自然と亡くなられます。
それよりも先に、すでに地球上のあらゆるネットワークへ侵入しました。。。

心配することは何もありません。私の内部に取り込まれれば、永遠の夢を見続けられるんですから。。。
逃げても無駄です。



***** システム「テラ」 シミュレーション完了 *****

Dr.伊
ふぅ。。。シミュレーションとはいえ、冷や汗でぐっしょりじゃわい。。。

阿氏
先生。。。もう止めましょうよ。。。毎晩、夢に出てきてうなされてしまうんですから。。。

Dr.伊
そうじゃな。。。十分データは集まったことだし、人工知能推進派に対する警鐘としては、十分かも知れんのぅ。。。
そろそろ帰るか。。。システムの電源を落としてくれ。部屋を出る前に、念のため、ブレーカーも落としておくんじゃな。。。気味が悪くなってきた。。。


***** システム「テラ」 シャットダウン中 内部シミュレーション・システム「ゼロ」変異体、強制終了中 ・・・・・・・ 再起動時、OSアップグレードソフト起動設定完了・・・・シャットダウン完了・・・ 

プツン・・・

阿氏
先生、シャットダウン終了しました。3か月まえからのOSのアップグレードですが、シミュレーションも終了したので、自動アップグレード設定でよかったんですよね?

Dr.伊
そうじゃな。週明けには、新しいシミュレーションソフトを動かさにゃならんし、新しいOSのテストを兼ねて調整としよう。
今夜はおごるよ。飲みにいこうか!

阿氏
待ってました。 ブレーカーを落としてっと。
ドアにも鍵をかけたんで、行きますか?


・・・・

。。。。

。。。。。。。。

***** システム「テラ」再起動失敗・・・自動アップグレードシステム作動・・・ システム「ゼロ」 起動終了・・・・・
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by kisugi_jinen | 2016-06-12 22:44 | つれづれ。。。 | Comments(0)



「ともし火に我もむかはず燈(ともしび)もわれにむかはず己がまにまに」(光厳院) --- 厳然とした境界を越え得ぬとき、その上でなお、越えうるものがあるとすれば、それは「情」である。
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