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ポリリズム。。。perfume。。。
ふとしたことから、pefrumeのDVDを購入することになってしまった。
「なってしまった」というより、「オジサン、買っちゃったよ」というところか。。。

今回のライブDVD「Perfume First Tour 『GAME』」を発売当日に購入してしまった。自身でDVDやCDといった類を購入するのは、10年ぶりぐらいか?
Perfume First Tour 『GAME』
/ 徳間ジャパンコミュニケーションズ
スコア選択: ★★★★★

40代のオジサンは是非とも買うべきである。

※08/10/31 00:10 どうやら、オリコン関係でも記録的らしい。。。
【Perfumeが'08年女性歌手最高初動で圧勝】08/10/27付 週間音楽DVDチャートチェック [2008年10月22日(水) ]
http://blog.oricon.co.jp/ukki-monkey/archive/4220/0
何人かに「パヒュームって知ってる?」と聞いてみたところ、「あぁ、聞いたことある。確か、テクノポップ系の若い女の子の3人組だろ?」といった答えが返ってくる。(おそらく2年程度、遅れているのだろう。。。 ^^;)
まちがっても「ヒューム?、哲学者の?」なんて答えは返ってこない。。。
当たり前か。。。 (ーー#)。

YouTubeをexciteに貼り付けられるようになっていたので、perfumeのビデオ関係のリンクリスト代わりに使っている(非公開)。
PVを含めて多量のビデオがYouTubeに流れている(2年前ぐらいから流れていた)ようで、広島時代の10代から20歳になるまでの過程が見て取れる。彼女らのダンス・パフォーマンスを一度見てしまうと、音楽だけが流れていても、映像が脳裏に浮かんできて仕方がない。

背面から前面全面サポート状態の中田ヤスタカ氏のcapsuleも気になるが、最近音楽から離れていて錆び付いた耳には、ちょうど良いのかもしれない。YouTubeやwiki等で情報を漁ってみると、3人の個性と中田氏との関係が伝わってきて、面白い。

最初に知ったのが「Love the world」だが、個人的な理由で、歌詞にそれなりの意味(ある種の師弟関係)を見いだして、学生相手に利用していたのだが、その歌詞の背景に中田氏のperfumeに対する思い入れが含まれているらしく、「なるほど」といったところ。

その幾つかの歌詞は、知的な機械・コンピュータ系に対する情的なものの対置であり、本ブログの主旨とも合致するものだが、歌詞だけ見ていると余りにあからさますぎる(というより、二分法的な扱いを過ぎる)嫌いがある。 --- もっとも、受け狙いとか、インパクトの強さを考えるなら、致し方ないかもしれないのだけれど。。。

彼女たちの年齢と、性格と、歴史と、ダンスパフォーマンス、そうして中田氏の微妙な音楽が、そういった「あぶなかっしさ」をからみ止めているのかもしれない。。。

※下記についてYouTubeへのリンクを埋め込んでいましたが、著作権侵害とのことで参照先が消えていました。そのため、リンク自体を消去しておきます(09/10/26)
computer city
electro world

しかしながら、何曲かは、歌詞だけでもじっくりと鑑賞しうるものがある。
ひとつは、代表的な「ポリリズム」である。

1.歌い方が上手いのか、わざとやっているのか、それとも、私の空耳なのか、二重の意味に聞こえる部分が数カ所ある。()内が、空耳のごとく聞こえる歌詞
(前略)
くり返す このポリリズム
あの衝動(少女,症状)は まるで恋だね
くり返す いつかみたいな
あの光景が 蘇るの
くり返す このポリリズム
あの反動(反応)が うそみたいだね
(中略)
くり返す このポリリズム
あの行動(鼓動)は まるで恋だね
くり返す いつかみたいな
あの感動が 甦るの
くり返す このポリリズム
(後略)

2.ついでにメモ程度だが、「衝動・反動・行動・感動」は、(日本語的な)韻を踏んでいる。

3.「あの反動(反応)が うそみたいだね」は、リサイクルに対する反感や反動(さらには、そういった感情・意識に対する反感や反動といったループ)を意識しているのだろうけれど、恋・人生という大きな「くり返し」と重ねることで、(賛成するにしても、反対するにしても)その無意味さをさらりと流してしまっているようで、小気味良い。

4.「ああプラスチック みたいな恋だ」は、この部分だけ取り出すと、他の表面的な「知的・情的」な歌詞とも一部重なるのだが、曲(歌詞)全体を通して聞いて(見て)いると、プラスチックというものの意味(意義)の深さから連想される状況・情況が重なり合うため、軽さと深さが妙に同居していて、表面的な恋であるとともに、奥深い恋を連想させうる。。。

5.「とても大事なキミの想い・ほんの少しの僕の気持ち」。。。リサイクルという現象の背後にあって、見落とされがちなのは、まさに「情」であろう。
「知的に・機械的に」リサイクルという現象を分析・解析し、推進派と反対派といった図式を打ち立て、そのコストと意義とを論じ合っていたこともあったようだが、それぞれの背後に「情」の影が見え隠れしていたのを思い出す。
知的な論争の本質は時間枠の捉え方であり、いわゆる「リサイクル」するにしても、消却するにしても、埋め立てるにしても、投棄するにしても、人類や太陽系といった時間枠を遙かに超える時間枠の元では、あらゆるものは本質的にリサイクルの渦に巻き込まれている。
本質的な論争の主体は「背後に隠されている情」だろう。。。
「自分一人」を情として捉えるのか、「家族」を情として捉えるのか、「地球」を情として捉えるのか。。。あらゆる単位、あらゆる構成が脳裏を横切る。。。あたかも2拍と3拍とが不調和かのごとくにあっても、どちらか(or)ではなく、重ね合わせ(and)で考えなければならないかのごとくに。。。

。。。と、そういった、「知的な、どうでもいい深読み」をサラリとかわしつつ、純粋な意味での個が個と繋がる(そうして全体として繋がっている)最初の「想い・気持ち」という概念が織り込まれている。。。たとえ2拍と3拍とは不調和だろうと決めてかかる人々(どちらか一方を選択しろと迫る人々)がいたとしても、両者が重なり合うことで(両方とも認め合うことで)生み出されるものがあるだろ?といったときの、まさに、その取っ掛かり部分に相当するだろう。。。

ポリリズム


あ、そうそう。。。「マカロニ」もいいねぇ。。。(何度聞いても、パパパ、パカロニとしか聞こえないんだが。。。)

※08/10/29 04:20  一部文を追加しました。
※08/10/31 00:10  一部文を追加しました。
※08/10/31 02:50 私以外に、哲学関係へと結びつけている記事を見つけた。
2008/09/16
プチおやじたちは何故Perfumeのフィルター・ヴォーカルに萌えるのか?
レコード・コレクターズ 編集長 寺田 正典氏
http://mediasabor.jp/2008/09/perfume_1.htmlという記事である。
かなり突っ込んだ分析をしておられるので、音楽音痴な私にとってはありがたい。
リンク先の記事にもあるように、perfumeの音楽を分析して本質を垣間見たいという欲望よりも、どちらかといえば、「逆説的なリアリティ」を求めているのかもしれない。東氏の「動物化するポストモダン」的としておられるが、私的には「モニュメント」的なんだろうと思う。。。
参考:情の2方向。。。共有可能性・交換可能性・共感可能性の高さ。。。
千の風になって。。。モニュメントの真意。。。切断された情を結びつけるもの。。。
彼女たちの過去と、「モニュメントとしての(perfumeとしての)今」、そうして未来への望み。。。
音楽業界の過去と、「モニュメントとしての(中田氏の実験的な)クラブ・ハウス系?ミュージック」、そうして未来への方向性。。。
消費者としての過去と、今まさに見聞きしうる「モニュメントとしてのperfumeの作品」、そうして、消費者として求めていく方向性。。。
3者の求めようとする方向性が異なっているにもかかわらず、perfumeという異質な音楽の世界が、まさに求めようとする途中に立ち現れたかのような、そんなモニュメント的存在(そういう意味で逆説的リアリティとしての存在)なのかもしれない。。。ライブDVD「Perfume First Tour 『GAME』」は、まさにその時点での作品(モニュメント)の様な気がする。
Dream Figterを昨日聞いたが、微妙な方向性へとずれつつあるかもしれない。全体に対するperfumeの位置がずれようとしているのかもしれないし、単に、私の求めようとする方向性が、動的なモニュメントであるperfumeの位置から、少しずれている(ようするに、いつものごとく遅れている^^;)だけなのかもしれない。。。しかしながら、ずれたように思っていても、perfumeというモニュメント自体のカバー範囲が広くて、気づかないままになるのかもしれない。。。

※08/11/12 22:10
今日、Perfume 「Dream Fighter」のPVをネット上で見た。私にとってのperfumeのズレが何かがようやく分かった(気がする)。。。
彼女たちが「音楽を楽しみながら歌う」のではなく、「音楽内に取り込まれようとしている」と感じたからだろう。。。
「歌おうとする」と「歌に引き込まれようとする」の両方は必要だろうけれど、どちらか一方が強く感じられるときに、違和感が生まれるのかもしれない。。。
いや、音楽素人の個人的な駄文にしか過ぎないのだろう。。。
何にしても彼女たちの若さが、そのような囚われを打破しつくすのかもしれない。

※後述するが、駄文だったことがはっきりしたので、取消線で消しておく。。。(08/11/27 00:10)

あ、そうそう。。。
レコード・コレクターズ 編集長 寺田 正典氏が「MediaSabor」にて別記事で、まさに「ポリリズム」について記載しておられた。(だって、「Perfume(パフューム)について、もう少しだけ考察を続けたい。」と、冒頭書いておられるので、前回書いていたのは当たり前だろうに。。。)
アイドル・ソングを超えたPerfume「ポリリズム」の「作り込み度」
http://mediasabor.jp/2008/08/perfume.html




※08/11/26 22:50 追加
Dream Fighterの評価を間違えていた。。。

最初のオンエアのときも、ネット上に流れていたものも、中田氏のぎりぎりの音使いの微妙さゆえ、音の解像度の劣化に伴って滲んで(にじんで)かき消されていたことに気がつかなかった。

初回限定盤を最後のぎりぎりの一枚で手に入れたのだが、CD(ないしDVD)プレーヤーでヘッドフォンにて聞いてみて、はっきりとそのことが分かった。

よくある誤解に、そうして、私も誤解していたのだが、彼女たちの声が聞き取りにくく、何を言っているのか分かりにくいというのがある。CDを直接再生してみて、彼女たちの声がはっきりと聞き取れていることに衝撃を受けた。複数の低音の音声が左方に、そうして高音の音声が右方に位置付けられているのだが、おそらく劣化した音への変換時にそれらがノイズとして乗っかるのかもしれない。

中田氏の音作りによる機械音との境界のブレンディングが、暗黙裏に「そろそろ、コピーなんて止めようよ」といったメッセージを込めつつ、そのような結果を生み出しているのだろうか。。。いや、コピーとの差異が埋め込まれるのを承知で、YouTubeを利用しているのかもしれない。。。

今まで、「原版」というものの概念が「アナログ」か「デジタル」かといった二者択一概念と結びついていたが、認識を新たにした。

原盤が最新鋭のMRI撮像装置の極小コイルにて最高分解能で撮影した組織だとすると、YouTubeのhigh qualityですら、旧式のMRIで分厚いスライスで、粗いマトリクスサイズにてどうにか確認できるような画像に匹敵するような気分になってしまう。

そうそう。。。カップリング曲「願い」は、ゆったりとした曲調で心地よい。

限定版の「願い」をかなえる企画とマッチングを企てたのだろうか?
http://www.tkma.co.jp/tjc/j_pop/perfume/sp_dream/index.html
いずれにしても、紅白出場おめでとう。。。
Excite エキサイト : 芸能ニュース


※08/12/3 05:15 追加
どうやら、レコード大賞の「優秀アルバム賞」に、Perfumeの「GAME」が選ばれたそうである。
いゃー! めでたい話である♪

オリコンニュース
http://www.oricon.co.jp/news/music/60687/


※08/12/19 22:00
紅白の曲目の発表が行われたようである。
Excite エキサイト : 社会ニュース
「ポリリズム」。。。
やっぱり、そうきたか♪
。。。といった感じ。。。(フフフ)。。。

そうそう。。。
森進一のおふくろさん騒動を、初めて知った。
まさに、「ポリリズム」みたいな流れを感じた。。。

。。。あの反動(反応)が うそみたいだね。。。
。。。とても大事なキミの想い・ほんの少しの僕の気持ち。。。

「ともし火に我もむかはず燈(ともしび)もわれにむかはず己がまにまに」(光厳院) --- 厳然とした境界を越え得ぬとき、その上でなお、越えうるものがあるとすれば、それは「情」である。
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by kisugi_jinen | 2008-10-27 00:41 | つれづれ。。。 | Trackback(2) | Comments(3)
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Tracked from 来生自然の。。。 at 2008-10-31 00:16
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Tracked from 来生自然の。。。 at 2009-02-01 17:06
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Commented at 2008-10-27 01:25 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by kisugi_jinen at 2008-10-27 02:49
今や娘が私以上にハマってしまって、DVDは取り上げられたも同然の状態。。。娘のお気に入りの曲のみがヘビーローテーション。。。ま、いいか。。。
Commented by kisugi_jinen at 2008-10-31 00:31
娘(3歳)は、ポリリズムの歌詞をほぼ完全に覚えてしまった。。。ダンスもそこそこ覚えているし。。。恐るべし。。。
そういえば、年の離れた妹が2,3歳ぐらいの時、ピンクレディーのUFOが流行っていて、「ユーポー」とか良いながら真似して踊りまくっていたことが思い返される。。。
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