幻想の共感と幻想の断絶(情の知による共通認識)を越える情。。。
数十匹の羽蟻
何の罪もない羽蟻たち 明かりに誘われて 誘われて隙間を見つけ 隙間から入り込んだだけの羽蟻たち。。。 何万人というユダヤの民 羽蟻が私たちに何をしたというのだろう。。。 ただ、飛び交って、捕まる場所を探して、 私たちの体に止まって歩き回るだけなのに。。。 ユダヤの民たちがヒトラーに何をしたというのだろう。。。 少しぐらいむずがゆくても、一寸我慢すればいいだけなのに。。。 ただ、寝ている間中、虫たちが顔の上を這いまわるのではという、恐怖感が そう。。。たんにそういった恐怖感という方向性だけが共有された。。。 。。。そう。。。情の知による共通認識・幻想の共感と幻想の断絶。。。 私の行為が、そういったことの上において為された事を、「私は重々知っているんだ」。。。 許しておくれ、羽蟻たち。。。 そうして、他の何万匹という羽蟻たちと共に羽ばたいて、共に夢を実現しておくれ。。。 今はもう、外の街灯にも羽蟻たちの姿はないけれど。。。 それは、次の世代の蟻たちの巣作りの始まりを物語っているんだね。。。 来年。。。羽ばたいてくるものたちのために、窓の隙間を埋めておくね。。。 そうして、私は、わが子に、蟻たちの物語を聞かせよう。。。 越え得ぬ境界を越える思いの物語を。。。 知的共有(コミュニケーション)という側面にて
by kisugi_jinen
| 2004-10-28 07:01
| 思考。。。
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Comments(2)
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kisugi_jinen at 2004-10-29 02:26
「私たち」をイスラム教徒の一派
「羽蟻たち」を多国籍軍 に換えたバージョンも「アリ」です。。。 「知」によって作り出される境界は、「アラーの神しか信じない」。。。 そして、それをもたらしたのは、「情」。。。 。。。そう。。。2重の越ええぬ境界。。。 その境界を越えることができると思うとき、 「情」のみが越え得るのであって、 「知」は越えることができない。。。 ましてや、生身の人間など。。。 「ともし火に我もむかはず燈(ともしび)もわれにむかはず己がまにまに」(光厳院)
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kisugi_jinen at 2004-11-03 06:29
2004/10/29 07:15記述分のコメントは、投稿文として再編集します。
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