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多世界解釈について。。。
2014.09.25 05:22 注意書 ===>>>
最近このページへのアクセスが若干増えているみたいなので、注意書きをしておきます。
多世界解釈をトレースし、理解しようとして記述し始めたのですが、書いていく途中で、「表現不可能」であることに気が付き、途中で放置したままになっています。「観測者という立場も含めて一つの系」(一元論)という縛りであり、スリット通り抜け時には分岐した多世界が「重ね合わせ」可能なのに、「スクリーン上で観測される輝点が一つ」である情態では、他の場所への到達した世界との重ね合わせで一つの世界ではなく、(たとえ重ね合わせ可能でも)分岐した世界(認識レベルでは重ね合わせ不可能な多世界)という状況を、同時に表現することが困難だと分かったからです。
このことが、おそらく、「複数の多世界解釈論」へと分岐させているのかもしれません。
本稿記述前後に、
EPR相関とBellの不等式と。。。5。。。
http://jinen.exblog.jp/5295839
を記述していますので、そちらでの考察を参照いただけましたら、幸いに存じます。
。。。ということで、下記記述は、中途半端な状態ですが、このままうっちゃっておきます。
気分が変わって再挑戦しようと思った場合には、別に新たな記事として記載することとします。
<<<===


多世界解釈について触れている書物が多く見られるが、私が一番最初に手にしたのは、「量子力学が語る世界像—重なり合う複数の過去と未来」(和田純夫著、ブルーバックス、1994/04)であり、発売と同時に購入した記憶がある。

その昔、量子力学の世界は、量子レベルの大きさ・時間でのみ適応されるので、マクロの世界では通用しないものだと思っていたのが、1990年代の前半だったと記憶しているが、日立の2重スリットの実験がテレビ放映されたりして、いろいろ考えていた頃であった。シュレーディンガーの方程式(存在確率)を宇宙レベルまで拡張するというアイディアには衝撃を受けたが、そうすることで、二重スリット実験での違和感がすっきりと解消することに感銘を受けたものである。

その後、エヴェレットの多世界解釈というものが「一つ」だと思い続けていたのだが、実のところ、様々な解釈が入り乱れていることを知った。
最初の本のイメージが強かったため、他の本を読んでも、それほど違和感がなかったのだが、エヴェレットの多世界解釈について記述しているサイト

旧サイト:http://www.threeweb.ad.jp/~qm/index_jap.html (当初、こちらでいろいろ読んで、考え込んでいた)
新サイト:http://homepage2.nifty.com/qm/

での記述を読むに付け、「うーんんん。。。実際の所、違うのか?」という感じになっていた。

その後、時間もなく、うっちゃっていたのだが、再度、自分自身が納得いくかどうかを検証してみることにした。

以下、図のみ貼り付けておき、後で、文章を入れていきます。
※07/02/10 17:00図を変更・追加しました。
※07/02/11 07:35図の説明を一部追加(追加開始)

b0032038_1654301.jpg

1:Sの地点から量子(電子など)がOさん(このときのOさんをOsとする)のスイッチ投入にて発射される。宇宙を単一の孤在系として記述可能であるならば、緑の系は「この宇宙にて繋がり合っている※1」マクロの系である。緑の世界(一つの世界として認識されている世界)から見たとき、発射直後から2重スリットまでの間、黄色の円で示されるように、量子は、シュレーディンガーの式にて表されるある一定の分布(存在確率)に従って、進行していく。
緑の世界も、黄色の量子を除いた系として扱われるため、本来ならば、複数の状態の重ね合わせであるが、「当該量子を除いた宇宙全体」は、観測者を含めて、時空方向にて(連続的でも、離散的でも可として)連綿と続いているという経験論的な事実から、相対性理論での双子のパラドックスでの加速問題やマッハ原理での回転問題における、「宇宙全体」を相対的に扱うという概念に等しい概念で、当面扱うことにする。(実際の所、経路積分でも多世界解釈でも、「緑の世界が一つ」になるように選択されているわけである)
※1:緑の系が繋がり合っているのであれば、黄色の系も緑の系に繋がり合っているはずなのだが、これについては、まとめて後述することにする。
b0032038_16543981.jpg

2:二重スリットのどちらか一方のみを通り抜けることはないのだが、多世界解釈では、Aの状態を想定するならば、緑の系は観測者をふくめて「Aの経路を通り抜けた状態」と記述されることになる。
b0032038_16544664.jpg

b0032038_16551567.jpg

b0032038_16552623.jpg

b0032038_16553415.jpg

b0032038_16554155.jpg

b0032038_16554845.jpg

b0032038_16555635.jpg

b0032038_165658.jpg

b0032038_16561318.jpg

b0032038_16562259.jpg

b0032038_16563025.jpg

b0032038_16564037.jpg


とりあえず、参考URL

エヴェレットの多世界解釈(wiki)
コペンハーゲン解釈(wiki)
量子デコヒーレンス(wiki)
経路積分(wiki)
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by kisugi_jinen | 2007-02-09 08:18 | 思考。。。 | Trackback | Comments(2)
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Commented by SumioBaba at 2016-06-05 05:06 x
「神」を完全に解明しました!!(SB量子神学)

 ぜひ批評して頂きたい「神」の理論が有ります。量子力学の多世界解釈を利用し、全知全能の「神」があらゆる○○○について「○○○である」と「○○○でない」の両方を実現していると考えることにより、人間が感じている「なぜ○○○なのか?」という謎はすべてダブル・トートロジーに解消され消滅する、という理論です。
 詳しい説明は、Amazon(KDP)による電子書籍『「神」を完全に解明しました!!(SB量子神学)』シリーズの《基礎論》(ASIN:B019FR2XBC)、《詳細論》(ASIN:B019QNGL4K)、《真如論》(ASIN:B01EGRQXC6)、《独在論》(ASIN:B01EJ2URXO)の中にあります。
Commented by kisugi_jinen at 2016-06-05 10:41
> SumioBabaさん
多世界解釈を採択した場合、「全知全能」といったレベルでの「神」という概念は消え去ります。現在、提唱されている概念で言えば「汎神論」のみが生き残る概念です。
<< メタについて。。。構造構成主義... ミラーニューロンの概念は、正確... >>



「ともし火に我もむかはず燈(ともしび)もわれにむかはず己がまにまに」(光厳院) --- 厳然とした境界を越え得ぬとき、その上でなお、越えうるものがあるとすれば、それは「情」である。
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