出雲の国から。。。
所用があって出雲の国に来ています。。。
天気が悪かったので?(笑) 出雲大社を訪れました。。。 何年かぶりです。。。 確か、独身時代に縁結びをお願いしに来て以来ですから、かれこれ10年にはなるでしょうか? いわば、そのお礼参りみたいなものです。 本殿参拝には、正面からと正面から向かって左側面からの2方向が本当なのだそうです。 そうそう。。。 境内の杉の球果と、松の木に生えた茸類や、毛のようなもの?に興味を惹かれました。 独身の同僚にお守りを買って帰ろうとおもったら、夕方の祝詞の時間なのか、写真を撮っている間に う~~~んんん。。。微妙な時間に訪れてしまったものだ。。。「買って帰ろう」と思ったことすら、内緒にしておかねばならないかも。。。 ===2005/07/30 07:21追加 私が被写体を選択するという過程にて、抜け落ちたものがあります。 参詣路の両側に並ぶ松。。。 倒れそうになるのを、人が作った支えに結わえられているものたち。。。 「うろ」が形成されて、折れそうになるのを、コンクリートを詰め込まれて支えられているものたち。。。 本来ならば、このブログの境界問題にぴったりの題材だったのですが、神社の境内という境界ではなく、そのときに私の心が求めていた(動的な)境界の外側に位置したため、カメラを向けることすらなかったと言うところです。 当時、人智(人為)の介入するもの(「いわゆる」人と自然の境界)から極力離れたかったという方向性がそういった知的切断面を形成したのだろうと思います。 「いわゆる」人と自然の境界。。。 境内の木々には、別側面でのそういった境界上の木々がありました。 そう。。。おみくじを結び付けられた木々。。。 当時、これら木々も私の求める動的な境界の外にありました。 当時、同じ人の作ったものであるのに、お社は境界の中にあると感じました。そうして、周りの森も境界の中だと感じました。 これらは皆、苔や菌類(茸など)が境界なく覆っているものだったからかもしれません。。。 風の谷のナウシカ。。。 人が、環境問題を口にするときの知的切断面(境界)には、プラスチックなどの変化を受けにくいものたちと、変化を受けやすいものたちと、周囲に悪影響を与えやすいものたちといった(幻想的・知的共有可能な)概念が横たわっています。 なぜ、そういった境界の概念形成を共有可能なのだろうか? たとえば、境内のおみくじを結び付けられた木々。。。 カメラを向けることを躊躇した理由は、人々の思いが重く垂れ下がっているように感じ取られたから。。。 その木々たちは、環境問題という切り口のまさに境界線上にあるといっていいのかもしれません。。。
by kisugi_jinen
| 2005-07-29 19:44
| つれづれ。。。
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