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動的カシミール効果?、「磁場振動→電磁波発生」って。。。
光子という概念は、粒子のごとくに扱われやすいけれど、電場ないし磁場の振動(交流電流など)で、電磁波として発生することは、古典力学でも当然のごとく扱われている。

で、下記の記事は、明らかに「磁場の高速振動」を利用して光子ペアを生成している。

SJNニュース 再生可能エネルギー最新情報
http://sustainablejapan.net/?p=980

2011年11月20日
チャルマース工科大、真空から光子を生成。「動的カシミール効果」を実験で確認
カテゴリー: 情報通信, 装置・計測, 超伝導 — SJN @ 9:45 PM
この「鏡」は、超伝導量子干渉素子(SQUID: Superconducting quantum interference device)と呼ばれる超高感度磁気センサで構成されています。研究チームは、1秒の数十億分の1という間隔で磁場の方向を変化させることにより、光速の25%という速さでSQUIDを用いた「鏡」を振動させたのです。

「その結果、真空中から光子のペアが出現し、私たちはそれをマイクロ波放射の形で観測しました」とDelsing氏。


ネイチャーに掲載された論文は下記にあるとのこと
http://www.nature.com/nature/journal/v479/n7373/full/nature10561.html

さっき見たばかりで詳しく読んでないけれど、これって、単に

「磁場振動」(のエネルギー)→(振動周波数と同等の)「電磁波」の発生および(同等のエネルギーの)放出

という図式ではないのだろうか???

※2013.12.14 02:44 追記

昨日のニュースで、ノーベル生理学・医学賞を受賞された米カリフォルニア大バークレー校のRandy Schekman氏が「セル、ネイチャー、サイエンス」の悪い意味での影響力を指摘し、これらへの投稿を拒否するとの声明を発表したとのこと。
http://www.theguardian.com/science/2013/dec/09/nobel-winner-boycott-science-journals
Nobel winner declares boycott of top science journals
Randy Schekman says his lab will no longer send papers to Nature, Cell and Science as they distort scientific process

上記の動的カシミール論文も「もしかしたら。。。」と、穿った視線でみるのは良くないのだが、何事も、自分自身で考えてみなければ、自分自身として納得できないということでしかない。

「ノーベル賞受賞者が発言したから」とか「ネイチャーにのっているから」といったのは、参考意見として横に置いておく程度にしないと、「神の声が聞こえる女だから」と、ついつい信じる人間が増える一方である。
※2013.12.16 02:47-4:20 追記
詳しく読もうと、上記natureのサイトをよく見たらPDF「3,300円」。。。
(T_T)
趣味でやってる範疇としては、二の足を踏んでしまうのだが、無料で閲覧可能な範囲での概略から分かる範囲だけでも抽出。。。
SQUIDの原理自体はネットでも検索可能で、図1の回路の真ん中の小さな四角に×が2つついているのが、おそらくdc-SQUID(direct current SQUID)だろう。回路に流す直流電流と交流回路の2つで制御するものと思われる。磁場の振動として10.30GHzを用いているとのことだから、無線LANなどで用いられている程度の周波数帯域なのだろう。問題は動的カシミール効果をSQUIDのどの部分に想定しているのか?ということかもしれない。dc-SQUIDなら左右の回路の×にジョセフソン結合がそれぞれ1箇所ずつ入っているのだが、この結合部分ではないようだし、左右の回路間なのだろうか?「鏡を振動」とあるけれど、どの部位を鏡として用いたのだろうか?
閲覧可能な文章から推察するに、SQUIDに与える磁場を振動させることで、SQUIDの回路に流れる電流(電子)を高速で反転させるのだろう。。。
ってことは、回路内に10.30GHzの交流電流が流れるのと同等だから、(与えたエネルギー以下の)同一周波数の電磁波(光子)が放出されるのは、当然だといえるのではないのだろうか???
少なくとも、最低でも投入したエネルギー以上のエネルギーは得られないのではないのだろうか?
SQUIDの原理については、下記を参考にしました。
http://www.molecularscience.jp/research/2/2_2.html


※2013.12.16 23:24-23:28 追記
うっかりと忘れていました。
プレプリ。。。
昨日、[いろもの物理学者]として有名な前野先生のツィッター宛に、思わず困っている旨つぶやいたところ、プレプリを教えていただきました。


上記URLからPDFをダウンロードできたので、冬休みにじっくりと読み込んでみたいと思っています。

※2013.12.17 22:04-22:11 追記
そうそう。。。まだダウンロードしたPDFは十分見ていないのだが、職場からの帰り道、「トランジスタ」の概念が浮かんできた。というのも、直流電流を流し(Base)、異種金属の接合部を介して信号となる電流(今回の場合、磁場)の振動(信号)を送り(Emitter)、同一回路の一方の側から強いエネルギーの振動(増幅)を取り出す(Corrector)といった図式に似ているように思えたからである。冬休みまでに溜まった仕事を終えて、じっくりと読み込んでみたいところ。。。

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by kisugi_jinen | 2013-12-14 01:45 | つれづれ。。。 | Comments(0)
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「ともし火に我もむかはず燈(ともしび)もわれにむかはず己がまにまに」(光厳院) --- 厳然とした境界を越え得ぬとき、その上でなお、越えうるものがあるとすれば、それは「情」である。
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