AX
2方向を有する写真。。。絵。。。
12月27日から1月1日までの間のごく短期間だけタイトルに使っていた写真です。
b0032038_1315599.jpg
この写真は、偶然に(というか、勘違いで)撮影できたものです。
フラッシュをたかずに舞台の明かりだけで撮影できると思っていたところ、舞台の下にいる人物に対しては逆光になっていることに気付かなかったというお粗末な次第で撮影したものです。
でも、逆に、そういった状況ゆえ、雰囲気がかもし出され、いっそう想像力をかきたてられる写真になっていると思います。
アップロードして気付いたのですが、水平線がやや右下がりになっており、全体的な不安定感(不安感)に寄与しているように思えます。
右上にわずかに映っているハロウィーンの幕とぶら下がっている蜘蛛も、画像の暗さゆえ、不安感を生み出しているように思えます。
決定的な不安感の元は、この写真の被写体である息子です。更なる説明は省きますが、これ対して、安定感を与える存在は、右手の女性と思しき人物です(性別と容姿は、別の写真から明瞭に判明しているのですが、あえて、伏せさせていただきます)。
トップの画像を変えたため、12月27日のコメントが宙に浮いていますので、改めて此処に記しておきます。
ハロウィーンの出し物に息子がでたときのスナップです。
出るのを躊躇して親に励まされているようにも見えますが、
本当は、始まる前に舞台を走り回っていたところを、係の人にたしなめられているところです。
一枚の写真でも、見方によって二通りの方向性があるということです。。。

別の意味での2方向の見え方もあります。
これから舞台に立つまえに励まされている状況なのか、舞台が終わって声をかけられている状況なのか、それとも。。。

よくある状況を作り出すものに、いわゆる錯視のなかでも多義図形と呼ばれるものにあたります。
錯視以外にも空耳も扱ったイリュージョンの世界には、見飽きないカラフルな画像がたくさんあります。また、錯視の広場にも、面白い図形がたくさん載っています。
で、特に多義図形は先入観に左右される因子が大きいとのことです。これをもって、「先入観にとらわれない生き方」を示唆するサイトもあるようですが、先入観を取っ払おうにも、「婦人と老婆」など、二者択一のどちらかに収束せざるを得ないという状況は、(人との関連において)厳然として存在しつづけます。両方を見ようとすることは不可能だと思われます。
なぜなのでしょうか?
次回、そのあたりで思考の海に入る予定です。
そうそう。。。moriさん、もしみておられたら、錯視の広場にある哲学者からの手紙を読んでください。これは、きっとmoriさん好みだと思います。。。
[PR]
by kisugi_jinen | 2005-01-05 03:10 | つれづれ。。。 | Comments(5)
Commented by 酔狂人 at 2005-01-05 05:30 x
先入観というか、予備知識がないとディスプレイに表示されている文章を読むこともできません。予備知識のない人にとっては、ディスプレイに表示されている模様にすぎません。
昔の機械式のタイプライタは0(ゼロ)や1のキーが無く、O(オー)やl(エル)で兼用していました。ここは数字だから、ここは英字だから、といった先入観があったから問題なく読めたのです。
Commented by kisugi_jinen at 2005-01-05 05:59
いや、確かに仰るとおりです。
前提条件としての予備知識があってこその地と図との関係です。そこいらあたりも、面白いと思います。
そういった視点から見れば、「両方を見ようとすることは不可能だと思われます。」と書きましたが、実は、「両方とも見ないことが可能だ」ということにもなります。
また、「実のところ、両方を同時に見ることも不可能ではない」ということについても、次回、少し考えてみたいと思っています。
Commented by kisugi_jinen at 2005-01-05 08:47
絶対性と相対性については、
共有可能だと幻想される絶対的価値観。。。
http://jinen.exblog.jp/m2004-12-01/#1497905
否定神学と交換可能性との関係。。。
http://jinen.exblog.jp/m2004-12-01/#1538977
天動説と地動説と相対性と。。。
http://jinen.exblog.jp/m2004-12-01/#1543483
に記載しましたが、このブログの当初からの書き込み以降すべてが、絡んでいます。
とくに、
私の私に対する交換可能性と絶対優位性。。。
http://jinen.exblog.jp/m2004-09-01/#345020
が、関連してきます。
Commented by mori夫 at 2005-01-10 00:36 x
きすぎじねんさん、新年おめでとうございます。
(いまごろで、すみません)
今年もよろしくお願いいたします。
ご紹介いただいた文章の感想を、拙blogに書きました。
Commented by kisugi_jinen at 2005-01-10 02:43
あ、こちらこそ、おめでとうございます。
(おっと、そういえば挨拶してなかった^^:)
そちらのblog読みました。
一面的なコメントしか書いてないですけれど、お許しください。
錯視は専門分野関連(画像診断)でも、興味深いものであり、日ごろからお世話になっている領域でもあります。錯視は診断能そのものに間接的に影響を及ぼしています。特に濃淡に関する錯視は、画像診断においては基本的事項になっていて、錯視を消したり積極的に強調したりして診断に用いています。
<< だまし絵について。。。1.多義... あけまして。。。 >>



「ともし火に我もむかはず燈(ともしび)もわれにむかはず己がまにまに」(光厳院) --- 厳然とした境界を越え得ぬとき、その上でなお、越えうるものがあるとすれば、それは「情」である。
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30
検索
カテゴリ
最新の記事
お知らせとリンク。。。
お知らせ
●コメントスパム対策のため、承認制に変更しました(2010.09.29)
●トラックバックのリンクチェック機能を追加しました。excite以外からのトラックバックをされる場合、当該記事へのリンクを埋め込んでください。
リンク
ゲストブック
---全体的なコメント等は、こちらへどうぞ。。。
来生自然のホームページ
---私の知の思想史。。。
鉄鼠
---「考える」ということに向き合う。。。
Genxx.blog
移転後http://blog.genxx.com/
---「情」を含めて専門的な立場から「こころ」を模索し続けるGenさんのブログ。。。
研幾堂
---山下裕嗣氏による哲学のサイト。以前、形而上学についてやりとりさせていただいた。
記事ランキング
最新のコメント
Kandomonmasa..
by kisugi_jinen at 01:29
Kandomonmasa..
by kisugi_jinen at 03:51
kisugi_jinen..
by Kandomonmasa at 14:28
> SumioBabaさ..
by kisugi_jinen at 10:41
「神」を完全に解明しまし..
by SumioBaba at 05:06
最新のトラックバック
venuspoor.com
from venuspoor.com
venushack.com
from venushack.com
whilelimitle..
from whilelimitless..
http://while..
from http://whileli..
http://www.v..
from http://www.val..
以前の記事
フォロー中のブログ
外部リンク
ブログパーツ
ライフログ
ファン
ブログジャンル
画像一覧