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究極のサバイバル道具。。。???
HYBRID W-ZERO3 --- Windows Phone (WM 6.5)。。。4。。。
にて触れていますが、HYBRID W-ZERO3にて、3G回線からのNAVITIMEの利用が不可能となった今であっても、NAVITIME付属のGPS計測機能は生きています。無論PHS回線が利用可能なエリアであれば、NAVITIME自身が利用可能です。
※今日は、何故だか、ですます調。。。---(1)

また、GPS Cycle Computer を利用すれば、ネット接続できない場所でも、移動経路に関する経度・緯度情報をテキスト形式で取り出すことが可能です。(HYBRID W-ZERO3内部からなら、jotなどのテキストエディタで開くことが出来ます。csv形式に変換は簡単なのですが、HYBRID W-ZERO3付属のエクセルでは開くことが出来ませんでした。残念。。。) --- (2)

少なくとも、何らかの方法でバッテリー供給が可能な状態で、GPS機能で得られた座標値と地図があれば、たとえ、PHS回線が届かず、3G回線もとどかないような僻地に迷い込んだとしても、迷子になることは無いと言うことです。

これは、まさに、究極のサバイバル道具になるでしょう。。。(あくまで、ソーラーバッテリーや手回し充電器が使用可能だという前提条件付きですが。。。)

さて、GPS Cycle Computerを試す機会があったので、50m程歩いて確かめてみました。
「.gcc」フォーマットで記録されたデータを、「.kml」フォーマットに変換して保存します。(GPS Cycle Computerに付属のマニュアル参照してください)

保存場所は、デフォルトでは、\Program Files\GpsCycleComputer直下になっています。
(HYBRID W-ZERO3のエクスプローラーでは、拡張子が表示されないので、3つある同一ファイル名の二つ目に大きなファイルが該当します。ファイルはサイズ順に「.gcc」、「.kml」、「.gpx」ファイルの3つです。ファイル名の規則はマニュアル参照してください。なお、gcc形式からkml形式にのみ変換し、gpx形式に変換していなければ、ファイルは二つのみで、大きい方のファイルが該当します) --- (3)

このファイルを母艦であるディスクトップ上に吸い上げ、適当に加工してエクセルで開いてプロットしてみます。(※経度・緯度は上から5桁を変えています)
究極のサバイバル道具。。。???_b0032038_0403119.jpg

(クリックすると拡大します)
無論、モバイルgoogleマップをインストールしているならば、HYBRID W-ZERO3単体でエクスプローラーから「.kml」フォーマットファイルをタップするだけで、該当場所の地図上に歩いた経路を描いてくれるし、モバイルgoogleマップ単体でも、GPS機能を利用することができます。

ディスクトップPCなどで、google earthが利用可能であれば、「.kml」フォーマットファイルをダブルクリックすると、宇宙空間から該当場所にダイブしてくれます。そのパフォーマンスは、一度経験するとやみつきになるかも知れないぐらい、感動ものです。

究極のサバイバル道具。。。???_b0032038_0541370.jpg← このアイコンはブログに貼り付けた単なる画像ですので、ダブルクリックしたら、アイコンの画像のみが表示されるだけですので、ご注意願います。


究極のサバイバル道具。。。???_b0032038_1211855.jpg

※経度・緯度は上から5桁を変えているので、合衆国議会議事堂近辺が私の散歩の経路ではありません(笑)
下記はディスクトップPCのエディタから「.kml」ファイルを開いたものです。
究極のサバイバル道具。。。???_b0032038_0471479.jpg


google earthでの本当に歩いた経路は下記になります。地図はぼかしておきましたが、道路は判別可能なように黄色の線で縁取っておきました。緑の線が歩いた経路であり、青い線がGPS Cycle Computer の示している経路です。
究極のサバイバル道具。。。???_b0032038_563624.jpg


※(1) 辛口の批評が8割方を占めているはずなのに(^^ゞ)、willcom-blogのハセガワさんがリンクしてくださっています。
HYBRID W-ZERO3(WS027SH)でNAVITIMEブログ第二弾!今日はドライブサポーターだブ~ン★
カーナビは車に付いているので、ドライブ中はもっぱらナビにBlueToothで接続して、ハンズフリーで通話しています。
※(2) それにしても、付属のエクセルは、csvファイルも開くことが出来ないし、シートに編集プロテクトをかけていると開くことが出来ないし。。。CE版(ないしWM版)のopen officeは無いのだろうか・・・
いやいや、PHS・携帯・スマートフォンの最も重要な機能である「通話」と、その次に大事な「メール」と「スケジュール管理」との連携さえうまくいってくれるなら、あとは、使える機能を使いこなすだけともいえるのだが。。。欲張るくらいなら、ネットブックやノートパソコンを持ち歩く方がいいに決まっている。。。
2010/04/02 05:50補足
HYBRID W-ZERO3内部のみで、エクセルにて編集可能になりました。エディタであるjotを別途インストールしている必要がありますが、「.kml」ファイルをjotで開き、カンマで区切られたデータ列のみを抜き出します。次に、最初のカンマを消して、「タブ」コードを入力し、その「タブ」コードをコピーしておきます。jotの置換で、カンマをタブに全置換します。このとき、タブコードを直接入力できないので、先ほどコピーしておいた「タブ」コードを置換後の欄にペーストすることで入力します。
できあがったタブ区切りデータ列をコピーし、タスク切り替えにてエクセルを表示したあと、シートにペーストすれば完了です。
ただし、散布図としてプロットしようとしたのですが、なぜだか1つの点だけ表示されるのみで、うまく表示されませんでしたが、同じファイルをPCにて開くと、おかしく表示されていた散布図は、きれいに表示されました。どうやら、HYBRID W-ZERO3でのエクセルの散布図にはバグがあるようです。
※(3) ちなみに、「.gpx」ファイルは、経度・緯度情報とともに、時刻と速度とを記録しているxml形式のファイルなので、見晴らしのいい、ただっ広い野原のような場所であれば、電源の許す限り、万歩計代わりに利用できる。
※次回は、無線LAN関係の問題点(というより、設定手順と、陥りやすい設定ミス)を記載予定。。。

※2010/04/02 04:56 追加
その後、車の助手席にてGPS Cycle Computerを動作させる機会があったので、追試レポートを記しておきます。
1.トンネルなどの中では、無論、GPSデータ受信ができませんが、「.kml」形式のファイルをモバイルgoogleマップインストール済みのHYBRID W-ZERO3内部から起動したり、google earth利用可能な母艦(ディスクトップPCなど)で、ダブルクリックすると、計測できた地点があっても、経路を線で結んでくれるので、どのような経路を通ったかが一目瞭然です。

究極のサバイバル道具。。。???_b0032038_5214369.jpg
※場所の特定が困難なように画像を改変しています。

2.歩いているときの精度と比較して、高速移動時の位置精度は一桁程度落ちる様です。車載用の専用ナビでも、ときどき隣接して走行する別の道路上を走行しているかのように誤って表示されることがありますが、今回の走行実験でも、反対車線上や、道路外に経路が表示される場合がありました。ズレ幅は平均で数メートル程度ですが、最大約12メートル程ありました。
究極のサバイバル道具。。。???_b0032038_5151157.jpg

(赤矢印が実際の走行ルート。青線が記録された経路)

3.GPS受信が確立されるまで時間がかかることがありますが、GPS Cycle Computerの記録ボタンをOnにしたままであれば、自動的に受信可能な状態にて断続的にでもデータを保存してくれます。
4.GPS Cycle Computerでは、バックライトのOFFボタンを表示させることができ、その状態では、「終話/電源」ボタンを押さない限り、バックライトのみならず、画面も表示されずにロックがかかった状態になります。そのままの状態で記録をとり続けることが出来ますし、別ソフトを起動していても、バックグラウンドで記録を続けることができます。


=====
標準装備されていないが、本記事で使用したソフト
GPS Cycle Computer
http://soft.wince.ne.jp/soft/Detail/GPS%20Cycle%20Computer/PID4409/
jot
http://pandora.sblo.jp/article/11444252.html
モバイル google マップ
http://www.google.co.jp/mobile/gmm/
by kisugi_jinen | 2010-03-31 01:39 | つれづれ。。。 | Trackback | Comments(0)
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「ともし火に我もむかはず燈(ともしび)もわれにむかはず己がまにまに」(光厳院) --- 厳然とした境界を越え得ぬとき、その上でなお、越えうるものがあるとすれば、それは「情」である。

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