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情報と状報。。。更なる検索結果。。。
2004/11/23 1:17一部リンク追加:「関連する文

私が「情報」に関して疑問を感じたのはずいぶん前だが、
情報とは何か・生命と非生命の違い関連する文から深く考えるようになった。辞書には「状報」は載っていなかったが、ネット上では有意義な検索結果となった。特に、小野 厚夫氏の
情報という言葉の歴史
明治期における「情報」と「状報」
情報小論
などは、これ以上の状報が無いという位の収穫であった。
この中には、たとえば、
鴎外は『戰論』で同じ Nachricht を「情報」と「状報」の二通りに訳しているが、鴎外が文字にうるさいことは有名な話であり、二語を意識的に使い分けたとみるのが自然であろう。これについて大島進 (7) は敵情推測の所変(客体印象識)である「状報」と、能変(主体思量識)である「情報」に訳出分けしたものと解釈している。

例えば歩兵が地形のようすを調べた報告は、「敵情」というよりは「敵状」が適している。たがって、明治の初期に「敵情の報告」を「情報」、「敵状の報告」を「状報」として区別して用いたのは当然のことといえよう。

などとの記述がある。
もっと、早くに見つけ出していたら、こんなに苦労しなかったろうに。。。私(苦笑)。。。
by kisugi_jinen | 2004-11-22 05:47 | 思考。。。 | Trackback(1) | Comments(0)
Tracked from 来生自然の。。。 at 2005-04-22 19:08
タイトル : 情と情報と状報と。。。
情報に「情」の字が含まれることに対して、ずーっと、疑問に思ってきていた。。。 辞書的な意味合いからは、「状報」ではないのだろうかと。。。 (以下、辞書的意味は広辞苑4版および大辞林 第二版から引用) 「じょうきょう」には、「情況」と「状況」の二つの漢字が割り当てられている。 辞書的な意味は、「その場の、またはその時のありさま。」である。 ただし、使い分けがあり、 「情況証拠」 「状況判断」となっている。 また、「じょうたい」には、「情態」と「状態」があり、 「状態」が「物...... more
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「ともし火に我もむかはず燈(ともしび)もわれにむかはず己がまにまに」(光厳院) --- 厳然とした境界を越え得ぬとき、その上でなお、越えうるものがあるとすれば、それは「情」である。

by kisugi_jinen
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